ビルメンテの掃除会社ですから 共有部と思い探すと トイレ掃除してました。
いきなり入って行き
「すいません 切羽詰まってて 使わせて下さい!」
と チューリップ便器の前へ立ち 丁度出たかったので ジョ~…」
床にモップ掛けしてた娘に
「すいません 漏らすかと思いました!(笑)」
「良いですよ 漏らしたら 大変ですもの(笑)」
と にっこり!
その笑顔の 可愛い事!
あの憎たらしい顔と 同じ人物とは思えませんでした。
「お姉さん 笑顔が凄く良いですね~(笑) 彼氏も イチコロだね(笑)」
「彼氏なんて居ません(笑)」
「あっ すいません 御結婚なさってるんですよね!こんな笑顔を毎日見られる旦那さんは 幸せですね~(笑)」
「結婚も‥まだ‥」
「あっ すいません 営業マンとして 全く人を見る目が無いのかな? 俺! すいませんでした‥」
と トイレを逃げるように出ました。
「種は蒔けたかな?」
俺も本業の営業が有り 1日置いてビルへ行き探すと 又トイレ掃除してました。
「すいません 使わせて下さい‥あっ この間の!」
娘も俺の顔を見て
「あっ どうぞ!(笑)」
「この間は 大変失礼な事ばかり言ってしまいました ごめんなさい‥」
用を足し直ぐトイレを出ました。
偶然を装い 逸れからも二回同じ時間に行き 五回目に行くと 時間帯が違い 廊下を掃除してました。
気付かないふりでトイレに入り 出て来ると、
「あの~ このビルの方じゃ無いんですね‥営業ですか?(笑)」
「すいません 営業に来たのは お姉さんと最初会った時だけです‥」
「じゃ その後は?」
「お姉さんの笑顔を見ると 営業が上手く行く気がして‥つい 毎日 お姉さんを探して すみません!迷惑ですよね‥」
「迷惑では 無いけど‥」
「良かったら 今度 御飯でも 食べに行きませんか!!(笑)」
「えっ こんな私なんかと?」
名刺の裏に携帯番号を書いて渡す事に成功!
「仕事 終わったら 電話下さい(笑)」
「でも私パートだから 3時過ぎには 仕事終わるだけど‥」
「営業に時間無いから 早く終わらせますよ(笑) じゃ!」
ダメと言う言葉は1度も出なかったので、行くのを ピタッと止め 電話を待ちました。
一週間しても電話は来無く 失敗だったかな?
と 思ってると、10日目 娘から電話が来ました。
3時からビルの前で待ってると 出て来ました娘が。
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