(あぁ、怒ってない、良かった~)
『凄い志織ちゃん良かったよ。良すぎてちょっと漏れたんだ』
『喜んでもらえて嬉しいですけど、ちょっと不安ですね』
二度目、三度目も外に出しました。
帰る途中でも、志織は不安を口にしました。
『やばい日だった?』
『いや、よくわかんないです。でも大丈夫だと思う』
そう言っていたんですが、その不安は的中しました。
『ちょっといいですか?』
昼休み、志織に呼ばれました。
『あの時以来、生理が来てません』
初めて志織とHしてから二ヶ月ほど経過してました。
『やっぱりあの時かな?』
『あれしかないと思います。休日診療してる産婦人科があるんですが…』
『わかった。一緒に行くよ』
その結果はやはり的中でした。
責任を取るとかの覚悟まではないと言っていた志織、落ち込んでるとか、不安に陥っているとか、そう思ってました。
どうしますか?の先生の問いに、はっきりと志織は答えました。
『産みますよ~!当然じゃないですか~。ね~?』
そう言って俺の顔を見ました。
『もちろんですよ』
俺も答えました。
病院を出たあと、志織は言いました。
生理が来ない、本当に出来たかもしれない、最初は不安だった。でも俺が言った、責任と覚悟は信頼に値する、そう思ったとき、出来てたら産むを決めたそうで、逆に出来て欲しい、そう思うようになったそうです。
デートとかするようになって、わずか半年足らず、会社にも報告したときは、驚かれました。
亮介と志織が付き合ってることすら、周りは気づいてませんでした。
そりゃそうです。
志織はまだ入社一年にも満たない時期でした。
志織はまだ二十一歳、俺は二十五歳でした。
でもこれだけでは妻ラブの理由にはなりません。
ただのムッチムチポッチャポチャ好きだけです。
つわりがきついはずの志織は、俺の性の処理を、決して怠らなかったんです。
セックスはちょっと無理でも、手、口、巨大な胸を使い、きちっと処理してくれました。
お腹が大きくなり、安定期に入ると積極的にセックスに応じてくれたし、出産後は育児に大変な中でも、きちんと夜の生活を勤めてくれたし、そのおかげで二人目も。
二人の子に振り回されても、志織は決して、Hを怠りませんでした。
そして三人目まで。
男、女、女です。
現在俺三十七歳、志織三十三歳、志織の体型は三人も産めば崩れましたが、四人目だって産ませたい、そう思ってます。
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