社長も
「何か そうらしいな(笑)」
オバサンは俺と初めて遣った次の日に、社長の奥さんに 出来事を事細かく相談したと 社長の奥さんも話しに加わって来ました。
「年の差は気にしてたけど、嫌じゃ無かったら 若い子の面倒を見てやったら! って言ったら 喜んでたもの(笑)」
「俺も 内緒よって エリカさん聞かされたよ」
「俺何て 加工の事を言い忘れて 遅かったけど頼みに行ったら 真っ最中でよ、頼める状態じゃ無く その夜 加工し直したよ(笑)」
「俺も 誰にも内緒だって(笑)」
オバサンは 誰にも内緒と いつの間にか みんなに吹聴してたのです。
「鉄男が来てから 明るくなったよな!」
「そうそう! 鉄が辞めた時は すっかり落ち込んでたしな!」
「でも 女だてらに 一生懸命仕事を覚え 真っ黒になって仕事して 随分助かったよな! この若いの2人掛かっても エリカさんの半分だもの(笑)」
恥ずかしい思いはしましたが オバサンは みんなに愛されてたと思い 悪い人生じゃ無かったのでわ と思いました。
奥さんが帰り際に
「鉄っちゃん ちょっと待って!」
何か取りに行き 渡してくれたのは、入って間もなく 先輩が撮ってくれた 2人で写った1枚の写真が額に入ってました。
「これ テレビの脇に 大事そうに置いて有ったわよ、鉄っちゃんが持っててくれた方が エリカさんも喜ぶんじゃないの」
俺とオバサンが 顔にススつけて笑ってる写真でした。
今も毎日一度は開ける引き出しに入ってます。
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