お爺ちゃんの家は、学校から歩いて十五分くらい
特別大きいって感じではなかったけど、静かな住宅地にあって塀に囲まれていて、庭には小さな離れがあって…なんか漫画とかに出てくる書道家のお家って感じでした
で、自宅の方へ招かれ、荷物を置いて和室で待っていると、お爺ちゃんが数本の筆を手に戻り、その中から好きなのを選びなさいと並べます
筆の良し悪しなんて全然分からない私が首を傾げていると、お爺ちゃんは『何となく、コレだと思ったヤツで良いよ
見た目とか手触りとか』
そう言って、筆の毛先で私の手の甲をコチョコチョと
最初は『くすぐった~い』なんて笑ってたけど、暫く続くと『…んっ…ちょっ…』みたいに、言葉に詰まる感じに
今思えば、もうその時点で少し潤んだような目をしてたのかもしれません
お爺ちゃんに『書き味を試してみなさい』って言われた私は、素直に従って、畳の上で四つん這いになって試し書きを
お爺ちゃんは普段、指導してくれる時のように、斜め後ろに立ってます
でも部活の時はジャージですが、その時は制服のままです
下着が見えてるかは分からないですが、太股は間違いなく目に入っています
私はお爺ちゃんの方を見れなくて、目の前の紙にテキトーな線や文字を書いて、四つん這いのまま
すると膝の裏をサワッと何かが撫でて…
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