夏海は私のことを「お兄ちゃん」と呼んでくれます。
私も独りっ子なので擽ったくもあるけどなんか嬉しくもあります。
私は小説家ではなく、ただの職人ですので予め乱文、誤字脱字はご容赦を頂きたくお願い致します。
アルバイトを始めて1ヶ月くらいは夏海を私に懐かせることに専念していたため思惑通りに休憩時間など二人っきりの時でも私に遊ぼうと言って抱きついて来るほどまでになっていました。
でも、まだまだです。その頃はまだ手を出したりはしません。手懐けるのは夏海だけでは不足だと思っていて、社長や奥さんも同様に私を信用させることが大事だと考えていたんです。
時代劇に出てくる「草忍者」のように敵の中に潜り込み、時間をかけてじっくりと目的を遂行しようと考えていました。
それでも夏海と二人っきりのタイミングは頻繁にありました。
私は練習がてら作業場に毎日詰めていたし、社長は客先へ出かける事が多く、奥さんも町会などの雑事で居ないことも多かったんです。
そんな時、夏海は作業をしている私に絡みついてきて「遊んで」アピールをしてきます。
散々に焦らした挙げ句に頃合いを見計らい「仕方ねえなあ〜」風を装って遊んであげるんです。そしてさり気なく話を。エッチな方向へと誘導しました。例えば……
「今日のスカート、可愛いね……」から「でもさ、少し短くない?、前に屈んたら視えちゃいそうだぞ」
6歳にもなれば私の言ってる事など全部わかります。
「何がみえちやうのおぉ〜、ねえ、お兄ちゃん、夏海の何がみえちやうのぉ?」と誘って来たりしました。
「え?、あ、イヤ、恥ずかしくて言えないよ」と、更に焦らすのです。
「キャハハハ!、パンツって言えないのぉ?、だってさコレパンツじゃないもん、シラナイのぉ?」そう言ってスカートをお腹までパッと一瞬だけ捲り上げて黒のオーバーパンツを露出して見せたりすることもありました。
そんな風に夏海本人自身が主導で私にエッチを誘っているように思わせるようにしていました。決して急がずにです。
そうこうしているうちに小学校が夏休みに入った、とある猛暑の日の事です。
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