明日にしようと言ったけど、どうしても直ぐに弔いたいと言うので△△△を喪主としてうちの家族とで送りました。
△△△を車に乗せて連れて来る途中で花屋に寄ってお花を買ってきたらヨメと娘も買ってあって沢山の花が小さなお墓に飾られる中、金魚の水槽に入っていたオブジェもも横に埋めました。
ヨメが夕飯にしようかと提案すると立ち上がって私達に向かい、深々と頭を下げた△△△がひとこと、「ありがとう」と言うとヨメが泣き出して△△△を抱きしめる一幕もありました。
△△△の背中を擦りながらヨメがいつでもお参りに来るように言うと△△△が小さく頷きます。
金魚が私達を繋げてくれたんですよね。
考えてみれば私と△△△の関係を作ってくれたのもこの庭に埋められた金魚でした。
これから小さな墓を私がずっと管理して行こうと思います。
いつかはわからないけど、△△△が素敵な恋をして私から離れていく日がきっとくるはず。
それでも私は△△△との思い出をこの金魚の墓に手を合わせて、幸せだった思い出に浸ることができる。
誰にも話せない素敵な思い出にね。
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