子供は清純無垢な存在、なんて思っていたわけじゃありません。
毎日接していると、特に女児の性的な成熟の早さには驚かされます。
ですから彼女が特別に性に対する欲求が強いとは私は思いません。むしろ、普通かなと思っています。
ただ、兄に対しては以前から強い嫌悪感を抱いていたようです。
幼い頃はよく兄とパパママごっこを親に隠れてしていました。それも普通の事だと思いますが、女児の精神的な成熟は兄が考えているより早く、妹が特定の男性に関心を持つようになると兄からの要求を拒むようになって行きます。
そんな中、彼女は兄のおぞましき行為に気づいてしまったと言うのです。
ある日、お風呂から出て体を拭いていると洗濯篭に最後に入れた筈の下着が無いのでした。
不思議に思い捜してみると洗濯機の中にあったのです。
何気なく拾い上げてみると自分の汚した黄色い染みの部分に何かの液体がベットリと着いていて、恐々鼻に近づけてその臭いを嗅ぐと強烈な嗅いだことのない異臭でした。それは兄の精液だと言うことを幼いながらも性への知識を総動員して気づいてしまいます。
兄が自分の性器で汚れた下着の部分で自分がお風呂にいるとき何をしていたかを知ったとき、全身に鳥肌がたつほどの嫌悪紺を感じてしまったと言うのです。それは昨年の夏休みのことです。彼女はまだ4年生、兄は6年生になっていました。
それからは気をつけていると彼女がお風呂に入ると直ぐにドアの磨りガラスの向こうに人影がチラつくことに気づきました。
そんなことがあってからのある日のこと、やはり母親が不在だった時間にお風呂に入っていると突然ドアが開けられて兄が顔を出したのです。用件を尋ねると急ぐ事でもないどうでもいいような事を答えながら、彼女の股のスジをジロジロと見ていたのです。
その日はそこまででしたが、その事があった日から彼女の兄に対する嫌悪感は恐怖に変わっていました。
母親に相談したところ思い過ごしだと言われ、むしろ娘の性的な妄想だと窘められたのでした。
そしてとうとう彼女は兄に襲われることとなってしまいました。
彼女が密かに憧れていた男性とは、実は私のことでした。
家が近いこともあり、買い物に出るとたまに顔を合わせる事も屡々ありましたが、そんな時は小走りに駆け寄り体を寄せてくる子でした。
飛びっきりの美少女ではなくとも平均よりは上の整った顔だちで、正格は明るくお友だちも多い子です。ただ、学力は平均よりは随分と下の方で、両親から成績優秀な兄に比べられることが多いと話していたものてす。
歌が上手で、絵を書かせると驚くような才能を見せる子でもありました。
でも、某有名国立大学を出た両親はそんな彼女の豊かな感性を全く理解しようとはしなかったのです。
これを書くと、この度に犯してしまった私の罪に対する事故弁護のように思われるかも知れませんが、彼女は自慰を覚えた事もあり性的に成熟を始めると私に強い憧れを持つようになったのだと言います。
端的に言えば「セックスされるなら先生がいい」と。
それは光栄なことではありますが、立場としてはあってはならない事でした。彼女自身もそれは十分に分かっていたのです。故にその想いをひた隠しにしていたのでした。
自慰の妄想アイテムはいつも私に性的な行為を受けることだったと告白もされています。
私が彼女に行ってしまった過ちを謝罪する旅に「先生はワルくない」「なんであやまるの?」そう何度も言ってくれる背景にはそうした彼女の私への想いがあったからのようです。
だからと言って、私が彼女にしてしまった行為は1ミリも擁護されるものではありません。
ただ、笑われるかも知れませんが、私は彼女に対して「女性」という意識をもってしまったようです。
彼女は優しく、美しく、感性豊かで、何よりもこんな私のことを愛してくれているのです。身勝手な妄想と笑われても、あと10年も待たず、この子を私の妻に迎える事もあるのでは、そう想いを募らせている今日なのです。
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