今日は都合が悪いからと拒否。
あまり言いたくはなかったのですがお嬢さんの兄の件でお話が、と切り出すと渋々ながら訪問の許可をくれました。
ただ、彼女の家庭内環境を壊さないようにだけはしないと、そう思いつつ門のチャイムを鳴らしました。やはり兄は不在で、彼女も部屋に行かされていたので母親と二人きりの面談となりました。
小細工は反って話が複雑になるだろうと思い、単刀直入に正面から切り出しました。
彼女から兄に性的な虐待を受けたと相談があったこと、その事で心に深く傷を負っていて兄と暮らすことを非常に怖がっていることなどを話し、保護者の助けが不可欠であり、彼女を安心させるために具体的なアプローチが早急に必要だと説得をしました。その1つとして妹の前でお兄さんが2度としないと誓わせることが必要だと、それは保護者としての義務であり、兄妹のこの先の人生を思えば、今、苦しくても人としての道徳を教えなければ必ずや二人を不幸にするのだと説得をしてきました。
ただ、兄はとうとう家に戻らず、直接は話せませんでした。
母親からは息子には二度としないように言って聞かせると言われましたが、私が家を出てから直ぐに彼女からLINEがあり、母親が兄を呼び戻したこと、兄から謝罪も懺悔の言葉も聞けてはいないと書いてありました。
母親が息子を私に会わせないように家から外に出していたのは明らかです。まあ、そうだとは思っていましたが。
ただ、「お嬢さんは生理が始まったと保険医から聞いてますので、万が一に間違いが起こったら学校としても目を瞑るわけにはいかないことは承知しておいてくださいね」そう釘を刺して帰ってはきましたが、あの母親の心にどこまで響いたかは不明です。
明日は登校させるように言い、了解を得ています。狼のいる家におくよりは学校にいた方がずっと安心ですからね。
保護者LINEとは別に彼女との直通LINEも許可を得ました(既ににしてますけど)。
彼女にはしっかりと携帯のロックをかけて私とのLINEはできるだけ直ぐに削除するように言ってあります。万が一、両親や兄に見つからないとも限りません。
これで娘に対してあまり酷い扱いはできないだろうと思います。もしもスマホを取り上げられたら私が購入してでも彼女に……
そうですね、そうしましょう。私とのホットライン専用のスマホを用意して渡すことにします。
やれることは全部やりましょう。
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