それはなかなかリスキーかと。
兄の様子がおかしいと感じたときには直ぐに私に連絡をくれるように言ってあります。夜中でも、いつでも何でもいいから私の所に逃げて来なさいとも言ってあります。
どうも両親は頼りにならないと本人も思ってるみたいです。それが一番の彼女の不幸だと私は思っています。
あんなに明るくて優しい心を持って生まれ、容姿も美しく育ったというのに、学力が少しだけ足りないという理由だけで粗末な扱いを親から受けるなんて理不尽極まりない。
兄さえ良ければ彼女のことなど……
これはマジで彼女の言葉です。
「私はお兄ちゃんのエサ」
表向きには兄の妹に対する淫行を叱ってはいても、母親から
「あんたも気を付けなさい」と言われたのだとか。何を?そう聞き返すと、兄は思春期なのだから挑発的な格好をするなと言われたのだそうです。
彼女は万が一兄にレイプをされたとしても、自分は兄の「エサ」としか処理されないだろうと考えているのです。
こんな不幸な想いを10歳の娘に負わせる親など彼女には必要がないようにさえ私には思えるのです。
幸いに彼女の家は私のマンションから徒歩でも10分はかかりませんので走ってでも行ってあげることも可能です。
そんなことが決して無いようにと願っていますが、やはり最悪を想定しておかないといけませんので。
溺れる彼女にとって私が唯一の藁の一本ならば、たとえ命をかけてでも手を差し伸べて守ってあげなければなりません……
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