だいぶ前になりますが、肛門の横にできものが出来て座るのも痛くなってきたの
で病院に行った時の話です。場所が場所ですからシャワーを浴びてから病院に出か
けました・・・。

　受付を済ませて皮膚科の診察室の前で待っていると、看護婦さんが来て小さな声
で「痔のようですから外科で診察します。」と言われました。ちょうど隣が外科
だったのでそのまま待ちました。

　名前を呼ばれて診察室に入ると、先生は「どうしました。」と私に尋ねます。
私は「お尻の肛門の所にできものが・・・。」と恥ずかしそうに言うと・・・。
先生は何げない顔で「そこのベッドで横になり、お尻を出して下さい。」と言うの
です。私は横になり下着をずらしてお尻を出すと、看護婦さんがお尻を大きく広げ
てきました。そして先生が見てくれたんです。
先生は「膿が貯まっていますので出来るだけ速く手術をした方がいいですよ」と言
います。
「今からすぐに手術をしましょう」と、言います。
すぐにと言われても・・・。
家に連絡をとり、結局、すぐに手術をすることにしました。
隣の処置室に行くように言われ、処置室では血で洋服が汚れるといけないから下半
身裸になって下さいと看護婦さんに言われました。下半身裸になると、お尻を突き
出すような格好になる診察台にうつ伏せになり先生が来るのを待ちました。
本当に恥ずかしい格好です。
すぐに先生がいらっしゃって、いよいよ手術です・・・。
先生に「足を広げて下さい。」と言われて、私は足を広げました。
あそこが丸見えではないでしょうか？
この時は、あそこを見られている恥ずかしさと、手術の怖さとで変な気持ちになっ
ていました。
いよいよ執刀です。
一応麻酔はしたようなんですが、傷口が深いためか痛くて仕方ないのです。ずきず
きとする痛みの中で、私は必死に痛みをこらえていました。この時にはもう恥ずか
さよりも、速く終わって欲しいと願うだけでした。
数分で手術は無事に終わりました。
私のお尻は血だらけになってしまい、その血が流れて私のあそこにもかなりの血が
付いていました。それを看護婦さんが優しく丁寧に拭いてくれたんです。
その日からしばらく入院しましたが、手術後はお尻の痛みもなく楽になりました。
そして一日一度、先生の往診で傷口を見せるのが、恥ずかしさから、何となくうれ
しさに変わってきてしまったんです。

私って、変態なのでしょうか？