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妻とレイの記録2

投稿者:ケーシー ◆SjZ0vVp2p.
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2011/11/14 06:47:05 (W3jnGd1f)
おはようございます。ケーシーです。
今回も私の留守中の妻の記録(妻視点)です。
とても長いので、二部投稿にします。

暖かな陽気から、うだるような暑さが垣間見えてきた初夏の夜。レイに大きく依存するようになってからもう何週間過ぎたろうか?性懲りもなくまた彼に依存してしまったことを夫に詫び、電話口で自分の情けなさに涙した日は、もう遠い過去のように思えた。
そんな夜。ここ最近、夜になると、私の体の震えが止まらなくなる。激変した環境に恐怖を感じているのか、それとも、性欲に負けて疼いているだけなのか、それは私にも分からなかったけれど、事実として、私の心と体は、あの夜を境にまたおかしくなりつつあった。お互いが狂うほど交わりあい、時間を忘れて不安をかき消して快楽に溺れたあの夜から。
辺りが暗くなり、私が部屋の隅でぶるぶる震えだすと、決まって彼がやってくる。最初は、彼がいつもこの時間に私のそばに寄ってくるのは心の動揺を見抜かれているからと思っていたけれど、夜だというのに電気もつけずに座りこんで震えていたら、心なんて読む必要もなく、異常だと気付くだろうと私は思いなおした。実際、誰が見ても異常にしか見えない。彼は、テレパシーのように私の心を読んでいるのではなく、私の異常な行動を見て心の状態を察知して、私の傍にやってくるのだ。そう考えると、とてもシンプルだ。私を陥れようとしているとか、そんなものは私の妄想で、強い気持ちがあれば、レイから抜け出すことが出来るのかもしれない。しかし、私にはそれが出来ない。もう気持ちが折れてしまっているからだ。そして、私の折れた気持ちに、彼の優しさと獰猛さが入り込み、私を魅了する。
彼は、怯える私の横にそっと座ると、暗闇の中で目玉を緑色にぎらぎらと輝かせて、熱い吐息を吐きながら、私の顔をべちゃべちゃと舐めまわした。こんな彼の優しさに、私は夢中になってしまう。夫に最近、こんなに優しくされたことあっただろうか?私は、彼の優しさに応えるように、彼に軽くキスをした。彼は嫌がったけれど、私は、彼に唇を重ねた。いつもこの瞬間に、自分は本当におかしくなっているのだなと実感してしまう。犬の口は歯磨きをしてやっても独特の臭いがするので、昔は、犬とキスなんて遊び半分に彼の鼻にした程度だったけど、今はそんな臭いもいとおしいのか、口にする自分がいる。キスをしながら、Qさんのことを笑えなくなったなと心の中で自分を嘲笑するけれど、今さら、そんな自己分析はどうでもよかった。早く、彼と狂うまで交わりたかった。
短いキスが終わると、私は、「行こっか」とレイを地下室へ連れていく。これは、最近の交尾中に私が彼をリードできる最初で最後の瞬間となった。地下室に着けば、私は、彼の言いなりだからだ。本来の犬は、雌に許しを得てから交尾に及ぶと言うし、以前までの我が家も私が許可を出すまではさせなかった。しかし、私が弱くなってしまったせいで、主従関係のバランスが崩れてしまったようだ。最近では、彼の要求に簡単に屈してしまう。今回もそうで、地下室に連れて行くのは、私の意思というより、彼の意思だ。
地下室の扉を開ければ、独特の異臭が私たちを出迎える。ここ最近は、毎日にように交尾しているから、換気や掃除をしていても彼の臭いが染み付いてしまっている。そんな獣臭い部屋に着くなり、私は、彼の要望通りにショーツを脱ぎ捨て、下半身だけ産まれたままの姿となる。そのままソファーに身を任せて四つん這いになれば、あとは、彼が勝手にことを始める。すでにさきっぽを露出させていた彼は、私のくびれに前足をかけると、器用に腰を動かし、一発で私を仕留める。介助の必要などまったくない。
私の中に侵入した彼の分身は、いきなり私の一番奥を捉えて、途方もないスピードで小突き始めた。「ぁん!!!」陰茎骨がある犬の律動は、体に鈍く響く。だが、慣れれば、これがとても気持ちが良い。この時は、濡れ方が足りなかったのか、挿入の際に多少の痛みを感じたが、それでも、すぐに快感に変わったほどだ。そして、その快感が、私を大いに狂わせる。彼のペニスが私の中で徐々に肥大化し、私の粘膜との密着度があがればあがるほど、その快感はさらに増し、そして、私の心と体を支配してゆく。でも、私は、一線だけは越えまいと、レイの欲望に負けて雌になりたがろうとする自分を戒めて、人間でいようとする。私は人間だ。あんたの雌じゃないんだ。Qさんの様になりたくない。尊厳だけは捨てられないんだ。だから、私は、今回も必死でレイに抵抗する。レイが与える異次元の快感に、ソファーカバーを思い切り握りしめて、時折歯を食いしばって、耐える。しかし、レイの律動が、私の快楽以外の思考を徐々に停止させていくと、私の抵抗は無駄なあがきへと変わっていった。快感の波の打ち寄せる間隔が短すぎるから、次から次へと押し寄せる波によって、理性がどんどん失われていく。自分を保ちたくても、考えようとした矢先に、思考が快感にかき消されて、頭の中が快感で全てになる。しかも、想像を絶するレベルで。そうなってしまっては、人間の尊厳どころか、大事な夫のことですらどうでもよくなってしまう。いや、それでいいのかもしれない。私は嫌な現実を忘れたいがために彼と交わっているのだ。この快楽に逆らう理由はない。良く分からない倫理観などどこかに放ってしまえば良い。快感に逆らっても苦しいだけ。身をゆだねた方が楽だ。このまま堕ちれば良い。彼の言いなりとなって、何も考えずにただキャンキャン泣きわめく雌犬になってしまえば良い。観念して雌になってしまえば、私は、交尾をとても楽しむことが出来る。夫がいなくなる前・地震の前では、交わっても交わっても、人間としての犬の相手をしてやる、という感覚だった。交尾中に、あまりの快感に何も考えられなくなって絶頂して果てるという工程は今も昔も一緒なのだが、昔は、どんなに激しく交じり合っても、一度飛んでしまえば理性を取り戻していた。だから、快感の波に溺れ続けて雌になるということはなかった。あくまで人間だった。それだけ精神状態が安定していたのだと思う。交尾は交尾で割り切れていたのだろう。だが、今は交尾の前後と交尾中の感情が昔と違う。常に不安と焦燥が付きまとう異常な精神状態であるため、交尾してしまうと、もはや人間でいられない。彼と同じ獣になり、私は雌に堕ちる。だが、雌に堕ちることは、何も悪いことだらけでは無い。私に素晴らしい体験をさせる。私の目線が、人間であるという上からのモノから、獣という同じ目線にまで下がるのだ。そのため、彼の与える快感を、人間の尊厳というフィルターを通さずに、ダイレクトに感じることが出来るようになる。そうなれば、私にもたらされる快感は、いつもの倍以上へと進化する。もうここまでくれば、私が登りつめるのに時間はいらない。雌に堕ちた私は、すぐに逝った。頭の中で何かが弾け、体中に電撃が走る。体が硬直し、痙攣し、私の指令を受け付けなくなる。私は、呼吸もままなら ない状態になるが、彼はいつも通りだ。オーガズムの余韻になど浸らせてくれはしない。痙攣し続ける膣肉に、新しい刺激を淡々と送り込んでくる。ここで私の脳と体がぐちゃぐちゃにされる。脳が、この快感に対処できなくなるのだ。そして、私の心に潜む、不安因子を次々に破壊してゆく。私は、ここが好きだ。何も考えないというより、考えられないから、不安を感じることがない。彼が与える強烈すぎる快感はいつも苦しいけれど、日々の暮らしがさらに苦しいから、逆に、この苦しさを求めてしまう。もう麻薬のようなものだろう。人間が煙草や酒を止められないのは、脳が快楽を忘れられないからだと言われているが、私の場合は、彼との交尾なのだろう。脳が、私が、この快楽を忘れられないのだと思う。脳神経外科だか脳科学者だかそんな高尚な学者様ではない私には、根拠のない推測でしか語れないけれど、たぶん、そうなのだ。この状態になると、彼が叩きこむ快感に、私は、喘ぐというより、泣き叫ぶ状態になる。目からは大粒の涙がこぼれ、涎や鼻水を垂らしながら、獣のような声をあげる。心では更なる快楽を求めていても、体にはもう限界なのだ。だが、逃げることはできない。痙攣し続けている体を動かすことは至難の業だし、勿論、彼も逃がす気などないから。私の腰に絡みつく彼の前足が、私を逃がすまいと痛いほどに食い込んできて、大きな子供一人分はあろうかという体重と小柄な大人のような体格をフルに使い、私を完全に抑え込む。これで、私は、いつ終わるともしれない律動に身を任せるだけとなり、ただ泣き叫ぶことしか出来なくなった。でもそれで良い。もっとおかしくさせて欲しいのだ。全部忘れてしまうくらいに。私はまた泣いた。
そんな私を見て、レイは凄く憎たらしい笑みを浮かべていた。私の顔の横にレイの顔があるから、嫌でも表情が分かってしまう。それは、自分の腹の下で快楽に泣き叫ぶ卑しい雌を見下す、まるで嘲笑の様な笑みだ。そんな表情を浮かべているところを見ると、独占欲に満ちたS(サド)気質は、いまだ健在なのだと思った。私を自分のモノで支配していくのが本当に嬉しいらしい。まさに喜々として私に突き入れてくる。まるで、もっと泣き喚けと言わんばかりだ。これが、私の心に入り込む獰猛の部分である。あの、怯える私を慰めた優しさの部分とは真逆の性質を持つものだ。この飴と鞭が、私を大いに魅了し、さらに雌へと堕としてゆく。でも、良いのだ。私は、もう彼無しではいられないのだから。この際、彼の望み通り、ツガイになっても良い。Gさんが言うには、彼は心の病気らしい。私を本当のツガイのように傍に置いておきたい病気。病名は聞いたけど忘れた。寂しがりが頂点になった時の病がどうとか・・・。いや、今はそんなのどうでもいいや。でも、実際にツガイになってしまったらどうなるんだろう?後でQさんにでも聞いてみるか。

 
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