小児歯科も兼ねている歯科医院には結構可愛らしい歯科助手の女性
がいることがあります。先日行ったところもそうでした。
子供相手の受け答えに慣れているためか、患者に対する接し方も
やさしく丁寧なんです。微かな透けブラ加減に妙に興奮したりします。
口の中を見るとき、顔がかなり近くまで接近するので
それだけでもドキドキものですが、時折聞こえてくる女性の微かな
息遣いというのがまたたまらなかったです。
私の軽勃起した股間を見て、頬を赤らめてくれはしまいか、などと、
妄想の彼方に意識が飛んでいると、治療の痛みも少しは和らぐという
ものです。
そんなこんなで、何度目かの通院で訪れたときのことです。
予約制ということもあるのでしょうが、この日はいつになく患者が
少ないようで、私が予約を入れた時間帯には私以外の患者は見当たり
ませんでした。男性の先生は最初に少し口の中を見ただけですぐに
歯科助手の女性にバトンタッチして、奥の方へ行ってしまいました。
このとき担当した女性は二十代後半ぐらいで、綺麗なお姉さん系とでも
言ったらよいでしょうか、結構好みのタイプでした。
治療中、いつものように妄想モードに突入していた私は、調子に
乗って思わずその女性のおしりのあたりに手を伸ばしてしまったのです。
その瞬間、治療の手が止まり、一瞬、間があいてから、
「…ちょっと痛みましたか?」との女性の声。痛みに抵抗するかの
ように動いた手が偶然、おしりに触れたものと理解したんだな、と私は
その時は良い方に解釈してしまいましたが、実際には女性の方に、故意に
触られたという自覚があったのかもしれません。その証拠に、それ以来
彼女が私の治療にまわされる事はありませんでした。