3ヶ月入院していた当時の話です。
看護婦さんはいつも夜中12時と、3時に患者を見まわりにやってきます。
皆が寝静まった3時に僕は布団をとってズボンとパンツを脱いで、看護婦さん
がくるのを待ちました。
看護婦さんの靴の音が聞こえてきます。ライトの光がこちらに近づいてきます。
「シャッ」カーテンを開ける音。僕は目をつむって寝たふりをしました。
看護婦さんの息を飲む音が聞こえます。僕のあそこへ妙に寒い風があたりました。
ライトが僕の顔を照らします。きっと、僕が寝ているか確認したのでしょう。
寝ているのを確認すると、彼女はライトをあそこにあてて、じっと、見据えていま
した。(約一分)
翌朝、その看護婦さんが血圧を測りにやってきました。いろいろ話し掛けました
が、何か上の空。入りたての新人に見せたのはまずかったのかもしれません。