健康診断で肺に大きな白い影が写っていた。すぐに病院へ行き
受診した。色々な検査を受け肺がんらしいとの告知を受けた。
なんやかんやで」直ぐに手術するとのこと。
俺もこれで終わりかと気持ちが落ち込んだが手術開始。
PM1:00から9;00かかり無事終了。担当看護師さんは年配の佐藤さん、
2週間の入院生活で多くの時間を担当してくれた。時間とともに痛みが引いてくるし
消化器官は丈夫なので食事が楽しみになってきた。でも3~4日もすると
病院食の薄味には参った。徐々に食欲は減退して来た。それでも食料を
調達して食べるということはしなかったので10キロほど体重が減った。
。耐えられたのは佐藤さんに元気づけてくれたおかげと思う。
又、毎日体を綺麗に拭いてもらった。おかげで痒みもなく快適に過ごせた。
当時の写真を見ると痩せこけて見られない姿だった。
退院3日後に受診、経過も良いとのこと。良かった!
駐車場に向かっていると正面から佐藤さんが歩いてくる。
「こんにちは」「こんにちは」「入院中は大変お世話になりました、
有難うございました。」「経過良さそうね」「はい!」
「佐藤さん、今日はお休みですか」「昨夜夜勤で、今忘れ物取りに戻ってきたところ」