東野さんは薬局で薬を買った」だけではなくて、病院で処方箋をもらって、その処
方箋を出して、その処方箋どおりの薬をもらったのですよね?
薬は錠剤1種類でも「薬剤師が処方箋どおりに出す」というだけで「調剤」といい
ます。それは「薬剤師が」「医師の指示処方箋により」「間違いなく処方箋どおり
の薬を」「数を確認して出した」薬という点で、薬局薬店で売薬を買うものとは違
います。これは分量を計る必要の有る粉薬でも水薬でも料金は同じです。
その薬の種類によって、さらにあなたの保険が何かでも料金は違いますが。
その計算方法はおっそろしくややこしいです。
同じ薬を同じ量でも、それが月の1回目か2回目かでも違うくらいです。
その仕組みをここで書こうとしたら1~2ページ使うと思います。
ですからその薬剤師だかは「皆さん~」という言葉でしのごうとなさったのでしょ
う。(単純にそういう知識のない薬剤師だったのかもしれませんが)
無理にひと言で言ってしまうと、「法律で決まってる」のです。
厚生省にそういう計算をしなさいと指導があってそのとおりにしてるのです。
この内容は、現場で計算している私たちでも「おかしいんじゃないの?」と思う点
は多々あるのです。利用なさる皆さんが納得行かないのもごく当然と思います。
普通の所ではそうですが、「他にもおかしい所が多い」とありますので、もしかし
たら水増し請求されているかも知れません。
時間をとられる事を覚悟の上で、事務長など責任ある方にコンタクトをとって
「納得いく説明」を求めてはどうでしょう?でなければ「より詳しい明細書とその
解説」のようなものをもらって、保健所で尋ねるのもいいでしょう。
ただ「こういう仕組みになってまして、その決まりどおりにこういう計算をしたら
このようになるのです」という説明だけでも30分くらいかかると思っておいたほう
がいいですね。ほんっとにややこしいですよ。