いつもの掛かり付けの病院は、内科と整形外科、皮膚科の診察をしています。
内科と皮膚科は同じ女医さん。整形外科は男の先生です。
いつもは内科しか受診したことが無いのですが、数日前から陰嚢にしこりのようなものが出来、500円硬貨位の大きさになり、さすがに怖くなり受診を決意しました。
でも…女医さんです。さすがに恥ずかしい。年齢的には50歳後半の先生だけど、看護師さんもいるし恥ずかしい。
それと、初めての症状で不安がいっぱい……
「今日一回の診察で終わるかな……」
「大きい病院に行かないとダメかな?最悪入院かな……」
全くネガティブなことしか考えません。
とりあえず、暗い気持ちで家を出ました。
病院へは車で約15分。
その間座っていても激痛が走る。病院へ到着して車から降りて歩くときも激痛が……
痛みをこらえて、受付で診察券と保険証を出し、順番の表に名前を記入し、皮膚科に○を記入した。
待合室の長椅子に腰を下ろし、辺りを見てみると約10人位の患者さんが待っていた。
約5分待った所で、看護師Aさんがやって来て、僕の斜め隣にしゃがんで、
看護師A「まつやさん、今日はどうされました?皮膚科ですか?」
自分「はい……」
看護師A「どうされましたか?」
看護師Aさんもおそらく50歳代の女性です。いつも診察室で介助している看護師さんです。優しい看護師さんですが、子供相手みたいな声かけをするのでいつもこちらが恥ずかしくなります。今日は処置室担当らしい。
自分「あの……股の所に、下の所にしこりみたいなものが出来て……痛みがすごくて…」
看護師A「今も痛いのかな?」
自分「はい……」
看護師Aさん、小さな声で、
看護師A「オチ○○ンの辺りかな?」
自分「はい…」
看護師A「そっか、辛いね。もう少し我慢して待っててね。」
看護師Aさんは処置室へ戻って行った。
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