幼少の頃にバイオリン教室の帰りに激しい腹痛に襲われ、母に病院に連れて行かれたことがあります。
盲腸炎の心配がありましたが、女医らしき一握り左腹部を触られ「これ、糞詰りだね!」と微笑みながら告げられ母親は安堵してましたが、幼いながらもその「糞詰り」という一言に物凄く恥ずかしい思いをしたものです。せめて「便秘ね」と言って欲しかったなぁ。
どう処置するのか母親とのやり取りを聞いてたら「浣腸しますね!」だって。浣腸の意味は分かりませんでしたが、注射器を一回りも二回りも大きくしたもので、非常に恐怖を覚えたものです。それがガラス浣腸器だとはかなり後で分かりました。子供の目からすれば大きなものに映ったけど、おそらくあれでも100㏄用のガラス浣腸器だったことでしょう。
薬液は知らされることもありませんでしたが、間違いなくあれはグリセリンでしょうね。ベッドでうつ伏せになると半ズボンとブリーフを太腿あたりまで下げられ、おもむろに肛門にブスリと細いものが刺さり、続けてヒヤリとした液体がお尻から注入されるのが感じられました。
注入が終わっても症状は変わらず、それでも女医から母にトイレに連れて行くように促され、私たちは通路奥にある汲取式トイレに向かいました。まぁ、この時代はトイレと呼べたものではなく正に便所、いわゆるボットン式でした。
和式便器に股がった頃にはお腹がギュルギュル鳴り始めてましたが、母には出来るだけ我慢させるように注意されてましたから、私も直ぐには排便しませんでした。しかし、浣腸されてからたぶん10分以上も経過した頃急に激しい便意が訪れ、我慢できなくなった私は母に許しを請い排便を始めました。
若干の液体が出た直後、堰を切ったように大量のウンチがドバドバと便槽に落ちていきました。水洗トイレならかなりの盛り上がりだったと思います。お腹の張りや痛みは和らぎ、気分はラクになりました。
トイレのドア越しにいる母に状況を伝えると、母が安心したのか女医に報告のためその場を離れていきました。それから間もなく、予想もしないことが起きました。
私たち以外にも病院には患者さんはいたのですが、よりによってその一人のオジサンが私が入っているトイレのドアを開けてしまったのです。母がいなくなってもウンチはまだ出てきてましたから、オジサンには排便姿をしっかり見られてしまいました。
本当に恥ずかしかったですね。お尻の穴から浣腸されただけでなく、母親にも晒してないウンチする姿を他人に見られてしまい、男の子ではありましたがかなりショックでした。
しかし、それがトラウマになったんでしょうね。それから私は浣腸の虜になってしまい、いつしかイチジク浣腸では飽き足りなくなり、今ではガラス浣腸器まで所持するほどに。
時々セルフで浣腸もしますが、他人に100㏄用のガラス浣腸器でグリセリン水溶液を注入されるのは、物凄く興奮しますね。エロ本のカラー写真にセーラー服姿で浣腸されてるシーンなどがありますが、あれに憧れて友人に同じことをしてもらったことがあります。
たかだか一病院内での出来事。まさかそれで人生が変わるとは…全く予期できませんでしたね。