病院での体験談

俺は病院の事務職、ちー先生は医師。
ちー先生はすごく生意気で、多くの職員から敬遠されてる先生です。
特に夜間の救急に呼び出される時は不機嫌なんてもんじゃない。
オンコールの電話をした看護師が平謝りしてるのも何回も見た。
受話器の向こうでは「本当に今じゃなくちゃいけない状態なの？」
とか「今戻ったばかりでしょ！」とかいろいろで、
チョットは同情したい部分もあるけど、言い方が普通の人間のモラルなんて
欠片も感じられない。

でも「へぇ～っ」って感心することもある。
緊急性の高い患者さんの搬送時（例えば心配停止・全身熱傷や多発骨折など）
には、自分の専門外だと座ってるだけのほかの医師がいても
テキパキと、ベテランの看護師にも負けないスピードで準備や処置の手元など
をこなすのも見た。
そんなちー先生、年は２９歳、顔はパンチが効いてるとまでは言わないが
どちらかというとブサイク系。
１・２回だけ見た世間話の途中の笑顔は、無邪気というか世間を知らないだけ
なのか、意外にもかわいい笑顔だった。

なぜか、ちー先生と昨日の夕方から一緒に映画に出かけた。
待ち合わせの場所に着くまで、なんで俺も誘ったんだろ？って不思議で不思議
で。
時たま仕事の話が混じると、頼むからそれ以上膨らますなよ・他県の山中で車
から捨てるぞって思いかけたけど、なんとかセーフ。
食事の時に、飲めるんだったらどうぞ、俺は運転だからって言ったら
ちー先生は「カクテルをチョットだけなら」って飲んだんだけど、それがまず
かった。

送る車の中で仕事のグチが少しづつ、いつもの口調も少し混じりつつ出てき
た。
「だってさ、あの程度の事、ただの不注意が原因だし命にも予後にも関わらな
いのに、私達だって２４時間起きてるわけじゃ・・・」
「私のダメな所だよね」って起伏が激しくて
シフトレバーの俺の左手をそっと握ってきたりした。
酔うと『女の子』なんだなって思いながら信号待ちのときに顔を見たら目を潤
ませた女の子だったから、キスしてしまった。
近くのコンビニの駐車場の端、真っ暗な所に車を止めて、またキスをして
胸も揉んだりした。
ちー先生の息が荒くなるのも判って、勢いに任せてホテルに入ってみた。
よく見たらウトウトし始めてるちー先生の肩を抱くように部屋に入った。
ベッドに寝かせて服を脱がせ始めた時、思い出したように
「え？　ここドコ？」って言ったり仕事のグチも言ってから「でもＳさんは
聞いてくれるんだね、優しい」ってしがみついてきたり。

面倒になってきて少し乱暴に服を脱がせた。
コートもブラウスも、スカートも取ったら『私、清純派なのよ』って感じの
真っ白の上下お揃いの下着が出てきた。
ブラのレースの輪郭に沿うように舐めていったら、少しづつ「あっあっ」って
言って「ダメ、アンッ、ダ　メ」って途切れ途切れに感じてるようで
下のほうも同じようにしてからパンティを下げてアソコに指を入れて舌を入れ
てグチョグチョにしてる頃から
「ヤダァー、お願いやめて、ダメー」って半分泣きはじめた姿を見て、いつも
の姿のギャップがたまらなくて一気に入れた。
そこからちー先生の台詞は変わった、すこし驚いた。
「お願いやめてー、痛い・痛いからダメー」って。
こっちの背中と首筋も痛いくらい抱きついてきた事に興奮してすぐに発射。
そっと抜いた時には、血がついてたなんてものではなく、ゴムもシーツも
血だらけだった。

すごく気まずい沈黙のまま帰ってきたけど、さっき４時半頃メールが来た。
「怖かったから・・・恥ずかしいところ見せちゃったけど。
優しくしてくれてありがとう」って乙女メールだった。
月曜日以降は９０％の心配と１０％の期待です。