もう随分前の事です。バブルに上り詰める時代で、
吉原のソープがワンツー90分でしかも生、なんて恐れを知らぬ良き時代でした。
その日ついたソープ嬢のアナルを弄くってると、お客さんアナル好き?
私も好きなのアナルでしよう、と天使のようなささやきです。
結局アナルとオマンコを行ったり来たり生で3発もかまして、大満足で帰りました。
数日後、月に1,2度会うSFとセックスしました。それから暫くしてそのSFから
電話があり、アンタどっかで遊んだでしょう!とえらい剣幕で怒られました。
何の事?と、とぼけていると、アンタから病気を移されて病院へ行ってきた!
と言います。丁度エイズが広がり始め、風俗嬢でも感染者が出た、と週刊誌に
書かれた頃でしたから、私は頭の中が真っ白になり、真っ白な中に
エ・イ・ズの3文字が点灯し始めました。相手の剣幕に押されながらも、
何て言う病気だ?と聞きました。SFは私が他所で遊んだ事を認めさせようと、
怒り続けてますが、私は死刑の判決を聞くような気分で病名を聞き続けました。
そうするとSFがトのつく病名と言いました。わたしは一瞬体中の力が抜け、
情けないほどうろたえた声でトリコモナスかぁ?と聞きました。
SFは、そうよ!オリモノがひどくてエライ目にあってる。医者は男性には自覚症状
が殆どないから気がつかないけれど、治さないと困るから、と男性用の薬も出して
くれたそうです。結局彼女の保険で私の薬まで出してもらって、
彼女とは住んでいるところが離れているので、速達で薬を送ってもらい、
キチンと完治しました。お粗末な話でございました。