私の働いている病棟では、今年は2人の新人が入って来ました。
だいたい毎年1~3人の新人が入って来るので、今年は平均的ですね。
ただ、同じ人数が去年度で辞めていますから看護婦が増えたわけではないです。
また、中途採用もあります。年度途中で辞めた人の補充ですね。
病棟の場合は、退職に限らず配置転換の影響もあります。
例えば、妊娠して夜勤ができなくなったので外来に異動したとか。
どの病棟もそんな感じですから、もっと大きい総合病院とかになると、毎年100
人前後の看護婦が「入れ替わる」という事になります。
病院にもよるのですが、病棟にはベッドいくつに対して看護婦何人、という決め事
がありまして(国の指導です)私のいる病棟では50ベッドに対して看護婦25人です
。(患者様何人に対して、という数えかたをしないのは、いつもベッドが埋まって
いる状況ではないからです)これで3交替の夜勤をまわしています。これで看護婦
が足りているかというとそんな事はなくて、残業は結構あるし「何日以上の連休は
とらないようにね、夜勤まわらなくなるから」という指導が入ったりします(ホン
トは労働規定上やっちゃいけない事なんですけど)でもこれより看護婦を増やすと
病院が赤字になってしまうんですね。
看護婦がよく「人手不足」というのは、もっと人数がいればもっと充実した看護が
できるのに、それができない、という事なんですね。看護婦そのものが全国的に不
足しているわけではないんです。
もっとも、他の職業でもそれは言われますが、看護婦の仕事内容はマンパワーに依
存するところが大きいので(機械化できませんし、残業で補う事もできませんから
ね)余計にそのように言ってしまうのでしょう。
ですから、看護婦不足といっても、給料や待遇を選ばなければ就職先は結構ありま
す(地域にもよりますが)。それは他の職業と同じです。
「看護婦不足」を1番感じてらっしゃるのはきっと患者さんでしょうね。