その看護婦は経験何年めだったのでしょうね。
経験を積んだナースがやっていたのなら、そして2度めだと言うのに誰も疑問に思
わず、指摘もしなかったのなら、ちょっと困った病棟ですね。
私の所では、新人ナースが年に1回くらいはやらかしてくれます。
それで始末書書かされるので、その同期の新人は2度めをやりませんが。
はじめに言い訳めいた事を書かせて頂きますと、そのような事は看護学校では習い
ません。「当たり前の事」だからです。でも、そろそろそういった事も教えなくて
はいけないね、と、看護学校の先生と話しています。
例えば、湯たんぽを入れるとき、湯たんぽにお湯を入れた後湯たんぽカバーを掛け
て患者様の所へ持って行くのですが、その時湯たんぽはお湯で濡れているので、湯
たんぽを拭いてからカバーをかけますよね?(カバーは布製ですし)ところが、濡
れたままカバーをかけてびしょびしょのまま患者様の所へ持っていった看護学生が
いました。聞くと「そんな事は習わなかった」と。
もうひとつ、挨拶もそうです。「朝、病室に入る時は元気よく大きな声で、おはよ
うございます、と言う事」それを「習って」来ているので、朝の挨拶は学生の皆さ
んきちんとされます。でも、それ以外の時、例えば「今日は00先生何時にいらっ
しゃるか知ってる?」と患者様に尋ねられたりすると「え?知らない」
「習った事」以外は応用が利かないのですね。
マニュアル世代というのでしょうか。「夏休みの自由研究」すら「お手本」があり
、そのとおりに作っていると、このように自分の頭で考えず、言われた事はきちん
とやるけど、言われなかったら何もしない、というようになってしまうのでしょう
か?(ちょっとおばさんくさい愚痴ですね)
点滴している腕からの採血もそういう事です。教師が「当たり前の事過ぎて教え
るまでもないだろう事」を教えなくてはならなくなって来ています。
挨拶や湯たんぽ程度の看護処置なら学生の時に指導できますが、採血は学生はしま
せん。だから卒業して働きはじめてから知る事になるわけですね。
私たちが当たり前と思う事が彼女たちにとってはそうではない、それを認識しつ
つ新人指導にあたらなくてはならない時代のようです。
おばさんじみた事を書いてしまいましたが、わかって頂けたでしょうか?
内緒さんの仕事場では似たようなことはありませんか?