医者によって気分が変わる事はもちろんあります。
主に患者対応ですね。ぼそぼそしゃべる医者とか無愛想な医者だと、患者さんにフ
ォローしてあげないといけないので大変です。患者さんって医者に直接質問ってし
にくいんですよね。わかりやすく話してくれる医者だと看護婦も仕事がスムーズな
ので助かります。そういう医者は好かれますね。
あと、科によってでしたら看護婦は固定されてます。
内科だけでもいくつか診察室あるでしょ?どの診察室に誰、というふうには決まっ
てないという意味です。科によって処置の内容は大幅に異なりますので、兼任は難
しいです。内科の看護婦にギプス巻きの介助して、と言っても難しいでしょうし、
外科の看護婦に胃カメラ介助は難しいでしょう。
たまに急な欠勤で助っ人に走ったりはしますが、その場合は採血や点滴など、どの
科でもやる事を任されます。
やな患者ですか?いっぱいいますね。看護婦がこんな事言っちゃいけないんでし
ょうけれど。酔っ払って受診しに来る人とか、わざと時間外に来て待ち時間ナシで
診察してもらおうという魂胆丸見えの人とか、ソセゴン中毒の人とか、看護婦に名
前覚えられてるからって「俺は看護婦と親しいんだ」と周りにアピールしたり、自
分だけ特別扱いしてもらおうとしたりする人とか、院長に診察してもらいたがる人
とか、病院の備品を持ち帰る人とか、日常生活についてのアドバイスを嫌がる人と
か・・・・きりがないですね。
医者についてですが、上司とは違いますね。他職種のスタッフです。
敬語はお互いに使いますね。
だってよその部署の人だったら年下でも敬語でしょ?
親しくなればくだけて話しますが、普通はお互いに敬語です。
「看護婦さん誰かー、この患者のレントゲン知りはらへん?」
「今日の撮影ぶんでしたらまだ放射線科やと思いますけど?」
「ほんならちょっと行って来ますわ」
「あ、行く前に今日で切れる薬の処方箋書いてってください」
「後やったらあかん?」
「あきません。薬剤師帰ってしまいます」
「きっついなあ」
こんな感じでしょうか。
あ、もちろん患者さんの前ではどんなに親しくてもお互い敬語です。これは看護婦
同士でも同じ。だから仕事中に看護婦同士がニックネームで呼び合ってるような所
はけじめがないな、と思って頂いていいですよ。
役付きかどうかはあんまり関係ないですね。
仕事仲間としての付き合いが長いかどうかです。
私にとって若い医者が気やすいのは、今の私と年が近いからでしょうね。
まだ経験2~3年の看護婦なんて年上の「新人」医師が先輩のスタッフである自分
に「看護婦さん、これ教えて」と聞いてくるわけですから、どのように接したらい
いのか戸惑うようです。私もそうでした。