家族で行った水族館で元妻と再会した。
価値観の違いで、子供がいないうちにと別れた。
結婚生活は3年、別れて12年、お互い四十路、俺にも元妻にも新しい家族ができていた。
肩が触れ合うかなり至近距離でのスクランブル、
「あっ、すみません・・・えっ?」
お互い見つめ合った後、平静を装ったが、かつて恋人として2年、夫婦として3年、肌を合わせた男女の間には、懐かしい風が吹いたような気がした。
まだ生娘だった21歳の元妻が初々しくも成熟した肉体を初めて晒した日。
初めて男に股間を晒し、覗かれ、舐められ、吸われ、そしてブチッと処女膜を突き破られた。
あの時の元妻の初々しさ、見せた恥じらい、それは俺しか知らない。
その後、5年間俺に抱かれ、セックスの快楽を刻んでいった元妻。
ぼんやりと思い出していた。
その元妻は今、あのオヤジに愛撫され、肉棒をハメられ、掻き回され、あのオヤジの精液を注ぎ込まれ、そしてあの子が生まれたのか・・・
「パパ、何ボーッとしてんの?」
妻に言われてハッと我に返った。
辺りを見渡すと、元妻一家の姿はもうなかった。
あれから元妻の事を思い出すようになった。
元妻より4歳も若いまだ三十路の妻を抱きながら、ベビーフェイスが可愛い妻を抱きながら、色っぽく年を重ねていた元妻を思い出していた。
あのオヤジに抱かれて中出しされたのか・・・元妻の身体は、肉穴は、ビラ肉は、どんな色になってるだろう・・・
何故かあのオヤジに嫉妬して、ますます勃起した。
「ア、アアァ、パパァ、今日はどうしちゃったの?いつもより凄い・・・」
妻のアニメ声で現実に引き戻され、妻のお腹にドピュンと射精した。
俺は、元妻に未練があるのだろうか?
まだ、元妻を愛しているのだろうか?
自分でもわからない。