射精のこだわり

　女性の目の前でカチカチに固く、真っ赤に晴れ上がるペニスをしごいて、そんな姿を眺められているだけで情けなく、それでも興奮している自分が変態で、我慢汁が流れるように、にじみ出てしまう。
　ポタポタと我慢汁が滴り落ちるほど流れ出したら、女性の鼻先に近づけてクンクン匂いを嗅いでもらい、果てないように静かにしごき、時には激しくクチュクチュと我慢汁が擦れる音を響かせながら、ずっとクンクン匂いを嗅いでもらいたい。
　臭いねって言われたらゾクゾクしてしまうけど、普段から綺麗にしていても、臭いねとか、いい匂いって、そんな言葉に興奮して。
　清潔にしているけど、匂いを嗅がれるのがすごく好きだ。
　限界まで我慢して、ずっと匂いを嗅いでもらったら、出すよ、イクよ、そう言って大きく口を開いてもらい、舌を出して、その受け皿へヴュルッと粘度の高い卑猥な音で、まるでオシッコしているように精液を注ぎ込んでいきたい。
　しごけば、しごくほど口の中へ、出された舌へ、飛び散る精液が注ぎ込まれていく。
　そんな風に、大きく開けられた口の中に、出された舌に、思い切り射精すると、とても卑猥な行為のように感じてしまう。