手元の資料によると、一度の射精で放出される精子は約2億個。そのうち卵管までたどり付くのは、わずか100個。200万分の1の割合と計算できる。
カウパー氏腺液に一体どれくらいの精子が含まれているのか不勉強にして知らないが、2億よりは相当少ないのは明らか。オイラの予想でしかないが、まぁ多くて全体の10%と考えれば、1000万~2000万個のオーダーで収まるはず。あくまでオーダーだけど。
その200万分の1が卵管にたどり着くから、その数、5~10個。受精に必要な精子は1個だけだから、別にこれでも妊娠しないわけではないとは思う。
でもオイラにしてみれば、射精してない段階で10%もの精子が既にもれてるってのは不自然すぎる多さだと思うし、膣内は酸性で、アルカリ性のカウパー氏腺に守られているとはいえ、精子は酸に弱い。だからこそ、200万分の1なんて数字が出ることが理解できる。だけど、犠牲になる精子が常に同じ割合だろうか?2億と2000万では母集団の規模が違いすぎるので、統計の与える誤差も、決して小さくはないはずだ。人間の戦争に例えれば、2億の兵士を派遣して生き残るのが100人とする。ならば、同じ戦力の相手に2000万の兵士を派遣したなら、ちゃんと10人残るのか?全滅したっておかしくないはずだ‥。だからカウパー氏腺に含まれる精子のうち、きちんと卵管にたどりつけるのは、200万分の1より少ないと考えるのが妥当と思われる。
そう考えると、膣外射精の失敗率は理論に対し、あまりに高い気がしてならない。
誰か詳しい資料を提供してくれまいか?