元々、クンニが大好きでテクニックの面でも自信があった。
それでもイカせられない女性もいるのだ。私の体験談を読んでわざわざ北海道から来てくれた女性に対して、全力を尽くしたのに完全な満足を与えることができなかった。彼女のとったホテルで予定を大きくオーバーして朝まで延々と舐め続けた。北海道から来た甲斐があったと、初めてクンニでイケたと、彼女は嬉しそうに言ってくれたが、本当の満足ではないことは私には分かった。これも予定にはなかったことだが、往復の交通費と宿泊代を固辞する彼女に別れ際に無理やり受け取ってもらった。期待に応えられなかったお詫びの気持ちもあった。
しばらくして彼女からお礼の連絡が届いた。イッたふりをしたわけではないが、やはり完璧な満足ではなかったと。それでもクンニでここまで気持ちよくなったのは初めてで満足しているから、謝らないでと言われた。
そこで、必ずスキルをあげてみせるからもう一度チャンスが欲しいとお願いした。経済面を負担してくれると言って聞かなかった時から、必ずリベンジすると言うと思っていたと彼女は笑っていた。
かくして、ただ好きなだけで役に立ちたいと考えていたクンニについて、誰にも負けないところまで高めてみせると考えるに至った。