アナルSEXは、これまでにも何度か機会に恵まれたものの、その時の相手のカリの大きさや、前戯の甘さから、なかなか成し得ることがなかった。しかしながら、大腸に内視鏡を入れた日に、快楽で即イキ寸前まで達してしまったこともあり、処女を喪失するには、恐怖と快楽…二つの感情が付きまとうと覚悟して臨んだ。
某日、私のアナルを奪うと宣言した相手に全てを任せた。
相手は私に目隠しをした。
そして、アナルが丸見えの状態になるよう、正常位のような形で私の身体を縄で縛り、自由を奪った。
私はその時、もう引き返せないな、と良くも悪くも観念し、私の脳に少しずつ変化を与えていった。
相手は何かを塗ってから、アナルを指で刺激し始めた。
既に指ですら、異物感。
すごく固い便がアナルを出たり入ったりしてるような、違和感。
腹痛の時の、あの鳥肌が全身を襲う。
容赦ない刺激に、堪らず声が出てしまう。
我慢出来ない、結構なボリュームで
「あああああああぁぁっっ」
「漏れちゃううう~」
…本当に、便が漏れてしまうような感覚。
いくら気を許している相手でも、その前で粗相をすることは嫌だったため、脳内は混乱していた。快楽と理性…二つの感情がぶつかり合っていた。
そして、指が二本になり、鳥肌が増した。
前の穴にも、何かが入ってきた。
二つの穴で起きてる刺激に、もはや理性を保つことが出来なかった。
「あああああああああああっっ!」
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
「壊れちゃうううううっっっっ」
刺激は止むことなく続き、そのまま潮を吹いた。
もう、半分以上意識が飛んでいる中で、抜かれ、その後にまた何かがアナルに塗られると、それまでとは違った何かが入ってきた。
直感的に、それは相手の肉棒だと判った。
明らかに尋常じゃない刺激に悶絶。
呼吸は乱れ、アナルがジンジンする…
相手は一瞬間を置いてから一気に奥まで突っ込んできた。
瞬間、快楽とは別の痛みが走って、思わず
「痛いっっっやめてーっっ」
と叫んだ。
さすがに相手もやり過ぎたと思ったのか、少し後退して、私の様子をみながら、少しずつ動き始めた。
指とは違った刺激に鳥肌が止まらず、声も出っぱなしで止められなくなった。
相手は、そのまま前の穴にまで指を入れてきた。
そこからはもう、今まで味わったことのない快感が全身を襲い始めた。
言葉にならない声が止まらず、
指と肉棒の不規則な動きに鳥肌も増しに増し、私は消えかけた意識の中で、果てた。
相手は縄を解き、目隠しを取って、息も絶え絶えな私の体位を後背位のような形に変え、ゴムを変えて前の穴に入れた。
そのまま、相手が私のアナルに指を挿入した。アナルが指をグッと締め付けるせいか、膣と肉棒の密着度もさらに増し、その中で私は果てた。
しかし、相手はその手を緩める事なく、ゴムを外して生のままアナルに挿入した。
先ほどのような痛みはもう無く、ズンズンというリズムと共に、また立つ鳥肌。
私の身体は、先ほどまでの拘束とは違い、微妙に当たる位置が自分で変えられる…
私は相手の肉棒が当たる位置を、微妙に変えた。
その瞬間、意識が飛び、脈打つように逝った。
しかし、相手の動きは止まらず、同じ【感部】を突かれ続け、短い間に立て続けに逝き続けた私の中で、ついに相手が果てた。
抜かれた肉棒を追うように、アナルから白い液体がドロッと流れ出し、私はその場に崩れ落ちた。