皆さん、これから書くことはすべて真実です。しつこいようですが、どうか信じてください。
どうして、あの子が「あんなこと」をいい出したのか。そして私はなんてバカなことをしてしまったのか。私自身が不思議に思っています。
もう、15年近く前のことなので、文章にあやふやな部分があると思いますが、許してください。
たしか、私は小学二年生でした。
その頃は神奈川のK市に住んでいました。
その日は日曜日でした。(学校が休みだったので覚えています)
私はおこづかいをもらって、玩具店に行きました。
皆さん、セーラームーンという少女マンガ、覚えてますか?
男性の方でも名前は聞いたことがあると思います。 その頃、TVアニメが始まって、すごい人気でした。
私は水野亜美(セーラーマーキュリー)という髪が水色のキャラが大好きでした。IQ300という、おバカな設定でした(笑)
クラスの女子の間で、キャラカードを集めるのが流行ってました。私もずいぶんハマりました。
そのキャラカードは、包装されているので中身がわかりません。それがよけい、購買意欲をかきたてるんです。
人気キャラのカードを手にいれた子は、注目の的でした。
中でも亜美ちゃんは特に人気が高く、それでいて、なかなか当たらない、「レア物」でした。
同じクラスでは誰も持っていません。他のクラスに持ってると言っていた子がいたけど、誰にも見せなかったので、たぶん嘘だと思います。
おこづかいのほとんどを使っていたので、よくお母さんに叱られました。
この日も「カードは買っちゃダメ!」と言われたけど、やっぱり買ってしまいました。でもハズレでした。変な悪者ばっかり。
がっかりして、とぼとぼ歩いていたその時、「真依子ちゃん」に会いました。
真依子ちゃんは、私より一つ年上で、この辺りでは有名な資産家の娘です。 私立の小中一貫校に通っていて、私とは学校が別だったので、特に親しいわけではなかったけど、家が近所だったので、何度か遊んだことがありました。
真依子ちゃんは友達二人と一緒でした。知らない子達だったので、すぐに私学の生徒だと分かりました。
真依子ちゃんが家で一緒に遊ぼうと誘ってくれたので、ついて行きました。
真依子ちゃんの部屋に通されると、すぐに家政婦さんが、ジュースとショートケーキを運んで来てくれました。
ケーキのあまりのおいしさにびっくりしました。こんなの食べたことなかったので。(でも、真依子ちゃんは、今日のは、おいしくないといって、ほとんど食べなかったけど)
私は真依子ちゃんに、マーキュリーのカードが全然当たらないというと、一冊のスクラップを手渡されました。
中を開くと、それはセーラームーンのキャラカードでした。
真依子ちゃんみたいな子でも、こんなの集めるんだと意外でしたが、それより驚いたのが、そのコレクションの鮮やかさでした。人気キャラのカタログ状態でした。
そして、私の目に飛び込んで来たのは、夢にまで見たあの亜美ちゃんでした。しかも二枚!!
私はこの時ほど、誰かのことを羨ましく感じたことはありません。
私がカードに見とれていると、真依子ちゃんが「いうこと聞けば、いいものあげるよ」って、言いました。私はうれしくてたまりませんでした。
ニッコリうなずく私に向かって、真依子ちゃんは、「だったら、ここでお尻の穴見せてよ」って、サラっと、言いました。
私だって、聞いた時は、この子は何を言っているんだろうと思いました。
でも、もっと訳が分からないのは、私がそれにOKしたことです。
今なら絶対ありえません。たかが、アニメのカードでそんなこと・・・
でも幼かった私には、「羞恥心」というものが、希薄だったのでしょう。
カードもらえるなら、まぁ、いいかぁ、くらいの軽い調子で。
自分でも情けないくらいのバカでした。
私はみんなの前に立つと、後ろを向きました。そして下着を下ろし、スカートをめくり上げました。
両手を丸だしになったお尻にあて、割れ目を大きく開きました。お尻の穴がスースーして、なんとも言えない変な感じがしました。
そのとたんに、みんなが笑い声を上げました。それを聞いて初めて私は、「とてつもなく恥ずかしいこと」をしていると気づいたんです。
突然、こみ上げてきた羞恥心に、身体がふるえだしました。
「・・・ねぇ?・・・もう、いいよねぇ?」
何度もそう問いかけたのですが、真依子ちゃんは、「ダメ」とか「もうちょっと」とか言って、許してくれません。だけど、ここで逆らって、カードがもらえなければ、今までの恥ずかしい思いがムダになるから、後、少しだけと、がまんしていました。
突然、チクッ!と、お尻の穴に何かが当たった感触がしました。
私はびっくりして、飛び上がりました。振り返ると、みんなソファーに転げ回って笑っていました。そして、真依子ちゃんの右手には小さいフォークがありました。
それは、さっき私がケーキを食べるのに使っていたフォークでした。
そんなものでお尻の穴をつっつくなんて。私は真依子ちゃんのことが恐くなりました。
さらに追い打ちをかけたのが、次に放たれた一言でした。
「これあげる」
真依子ちゃんが私にフォークを差し出すのです。いかにも汚そうに、柄の端っこを指先でつまみながら。
「えっ?・・・何?・・・」
「だから言ったでしょ。いいものあげるって」
「そんな・・・!?」
騙されたと思いました。でも、確かに真依子ちゃんは、ひとこともカードをくれるとは言ってません。でも・・・でも・・・
私は泣きだしてしまいました。
まるで追い出されるみたいに、帰されました。
家に着くまでの間、ずっと泣いていました。悔しくて、悔しくて。
お母さんに「どうしたの?」って聞かれたけど、何も言えませんでした。言えるわけないです。あんなこと・・・
ところが、それから何日か経った夜遅く、私は変な感覚に襲われました。
今の私には分かります。私の本能が目覚めたのです。
スタンド付きの鏡で自分のお尻の穴を初めて見ました。こんなのを他人に見られたのかと思うと、すごくドキドキしました。それが私が感じた最初の「性的興奮」でした。 その日から私は、お尻の穴にイタズラするようになりました。
指先でなでたり、絵筆でなぞったり。
でも1番ドキドキしたのは、台所から持ち出したフォークでお尻の穴をつっついた時でした。