所用でとある場所へ行ったついで、トイレに行きたくなったので幹線道路からちょっとはずれた場所にある公衆トイレへ。結構人が集まるような場所の近くにあり、利用率も良い公衆トイレですが・・
いわゆる、昔ながらの「お便所」という言葉がぴったり。もちろん、男女兼用。個室は3つ、個室の扉の前には男性用が3つか4つという、典型的な昔ながらの公衆トイレ。
個室は真ん中が空いていて前後は使用中、男性小用もお一人仁王立ち。
私は仕方なく真ん中の個室へ入りましたが、ともかく、「お便所」臭はなかなかのもので、しばらくすると頭がクラクラしそうな感じ。
鍵も壊れかけていて、しっかりかからないので内開きのドアが開かないよう片足で支えながらの用足しは、頭痛の元になりそうな臭気と相まって
落ち着いて足すこともできず、ちょろちょろと小便ができただけで御仕舞に。
私が用を足している間、後ろの個室からはナプキンを替えるような、そのような音がして女性がご使用中らしい。普通に考えると勃起ものですが、この臭いには萎えてしまいます・・。
後ろの個室の方は用が終わったらしく、バタンと扉が開いて出て行かれてしまいました。
そのうち、外から「え。ここは男女別じゃないの?え、・・・ないの??」というご婦人方の声が。どう考えても60台のご婦人お二人ですが、確かに、このご時世、男女兼用でぼろくて、
個室の下に隙間もあるような「お便所」はあり得ないと思われます。もう少し居心地が良ければご婦人方の声や音を聞きながらのゆっくり排便タイムを楽しめたのですが、そんな余裕はなく、
水を流して個室の外へ。男性小用は別の方々が仁王立ちで、前の個室からは先に出られたと思われる男性が手洗い場のほうへ。外ではご婦人方が「ええ、本当に(女性専用は)ないの??」など
大騒ぎ。
貴重な「お便所」ですが、排泄物の臭いだけではなさそうな、たぶん、消毒剤の臭いも混ざっているのでしょう、車に戻っても服に臭いがこびりついているような感じがして、この寒空に窓全開で
しばらく走りました・・・。