そう言いつつお尻をフリフリして挑発。
「あ~、屁ぇコくだけコいたらまたクソが出ちゃいそ…」
最初の頃より明らかに膨らんだイケメン君の股関。
でもまだ完全には勃起してないハズ…
どうやら「屁」より「クソ」に反応する事が分かり、トドメにグイグイとツボを押してみます。
「便所まで行くのめんどいからここで野グソ垂れてイイ?きっと掴みどころの無いビッチビチの下痢グソだから掃除が大変でしょうけど、あなたが見たいのなら、ケツの穴から思いっきり茶色いアーチを飛ばしてみせるわ!」
タンタンタン!とその場で足踏みをしながら両手をスカートの中へと滑り込ませショーツに指をかけ、真横を向いてお尻を突き出して今まさに決壊寸前の焦りを表現しつつ、イケメン君の股関に目をやると…
私は勝ち誇ったように捲り上げかけたスカートをパサリと落とし、素に戻ってニッコリと微笑みかけました。
「私の勝ちみたいだからここまでにしておくね」
イケメン君はこれが勝負だった事、そして自分が勃起していた事にたった今気が付いたように我に返ると、張り詰めた自分の下半身を見やってニヤリと苦笑い。
その後、すっくと立ち上がり、やや上体を逸らして自分のアレをさらに誇示するように私に一歩近付いて一言。
「ここへはよく来るんですか?」
あと半歩でも踏み出せば、確実に彼のモノが私のアソコにあてがわれる距離にある中で私からの返答は…
「えぇ、よく来るわよ」
嘘じゃありません。
すると彼は…
「じゃあ、今度会ったら最後まで見せて下さいね」
とおねだり。
私は…
「そうね、考えとく。その時はあなたの立派なチンポを生で見せてよねw」
最後の最後で代表的な淫語をサラリと。
でも、これは嘘。
私が今回実家に帰った理由は、痴呆の始まった一人暮らしの母を兄夫婦が引き取った為、その役目を終えた私の生家の取り壊しに立ち会うからであって、もう今後はこの土地に降り立つ事もありません。
こうして羞恥に満ちた思い出と共に、故郷と決別した夏が過ぎました。
【完】