大阪市内の繊維原料を扱っている工場の前の道路上で学校のプリーツスカート
ばかりが詰め込まれた麻袋を発見。それには「学生スカート180」と書かれ
ていた。またスクールブラウスばかりが詰め込まれた麻袋には「大白133」
と書かれていた。さらに「3-3 田中」のゼッケンがついた黒縁の丸半袖体
操服が透けて見える袋には学校ジャージばかりが入っていて「トレーニングウ
ェア153」と。他にも「ジーンズ」とか「海パン」とかいった廃品回収され
た衣料が入った大袋が何個もあった。手で持てる大きさではなく、フォークリ
フトでトラックにのせていたが、これらの服は一体どこに行くのだろう。
学校の帰り道、遠回りしてこの工場の前を通ってかえることにしているが、不
思議なのは学生スカートやブラウスはあってもセーラー服やブレザー、詰め襟
が入ってる袋を見たことがない。学生スカート・ブラウスを捨てているならば
セーラー服も一緒に捨てられているはずだが。もしかしてウエスとかに不向き
で最初から埋め立てごみになっているのか。 また袋に書かれた数字(100
~300の間が多い)も謎。袋の重量なのか?それにしても袋に入っているス
カートやブラウス、ジャージの量はすごいです。プレスで圧縮されているよう
だが大きさから300着以上は入っているはず。 毎週のように袋が出されて
いる。パンパンに詰まった袋のすきまや透けて見える制服や体操服がかわいそ
うになる。