女子アナMのクリスマス明け一発目のゴミ。漁るぞーと意気込んでたら急な仕事が入り、済ませてから急いで向かうもゴミ収集車とニアミス…
GETできず悶々と今年最後のゴミ出しチャンスを待っていた時のこと。
ゴミ出し前日はMの中継の日。毎週色々なところに出かけてリポートする訳だが、今回ある一点に釘付けになった。
彼女のマスク……染みてない?
影と呼ぶには明らかに不自然な形に、白いマスクが変色している。ほんの薄らとだが確実に染みている!
………欲しい!美人女子アナの染みマスク!実際に手に取って裏側を見てみたい!!
普通なら気持ち悪い一ファンの妄想で終わるところだが、自分は違う。明日は彼女の家のゴミ出し日、取り逃がしは許されない。
もちろんMが家までそのマスクをつけて帰るとも限らない。表面にまで染みの浮き出たマスクだ。当然中は彼女の唾液、鼻息でムレムレ、大変不快な状況だろう。中継終わりに新しいものと替えたり帰りに会社で捨てられたら終わりである。
だが今回は信じる事にした。実際に何度か彼女のマスクを漁った実績もある…きっと大丈夫。
そしてゴミ出し当日。近頃Mはジョギングをサボりがちなので、ゴミ出しの時間もルーズになっている。自分は年末も仕事があり、あまり遅くまで粘ることはできない…待てるギリギリの時間まで待ち、出発。移動中、変な動悸と高揚感で身体が熱くなる。
到着。……あった!特小サイズにリボン結びのゴミ袋。嬉しくて見ただけで達しそうになる。
期待が高まるなか、すかさず回収。
開けるなり広がる女の風呂場の香り。排水溝に絡んでいたであろう毛の塊が、じっとり湿っている。
髪の中には、彼女の痰だろうか、謎の粘液が絡んでいる。いきなりの裸の歓迎に面食らいながらも奥へ。
あった、中継台本。たしかに昨日の夜聴いた彼女の台詞。鉛筆で熱心に入れられた訂正跡や取材した内容。彼女の真面目さ、仕事へのひたむきさが伝わってくる。皆の知るアナウンサーとしての姿。
台本を退けると、呆気なくそれはあった。
マスク。既に乾いていて表の染みも分からないが、裏返して確信した。不織布にべっとり付いた肌色とピンクの染み。
メイク後、マスクをしたまま随分待ったのだろう、彼女の高い鼻にあたる部分から顎にかけて魚拓のように型が残り、籠ったマスク内の呼気と鼻水で鼻下から口にかけての縦線が異様に汚れている。
ファンデは水で落ちないはずだから、よほど肌の油脂や体液で伸びたのだろう。
唇も、動いた軌跡がピンクの跡として残り、鼻下で肌色の汁と混じり小さなシミを作っている。
今年最後のお宝獲得の興奮で、マスクを装着する事なくその場で一発抜いてしまった。
これで終いかと思いながらも、まだ底がある。何か、大きな物が?
そこで掘り当てたのはなんと、彼女の黒いパンプス…!??
来ると思っていなかったので、この話は来年に持ち越そうと思います笑 長文駄文失礼しました