同僚のT美は男ばかりの職場の貴重な女性スタッフ。
接客対応で雇われたのでルックスも悪くない。
小柄で可愛く他の職員からの評判もいいが、プライベートな事は話してくれない少々お堅い一面もある。
そんなT美の家は会社近くの小さなアパート。
出勤途中、家から出るのを偶然目撃した。
気になったのは道路から見える彼女宅のベランダ。
大きなゴミ袋が置かれていて、毎日少しずつゴミが増えているのが分かるのだ。
汚いゴミを家の中に置いておくのは嫌なのかもしれないが、こんな事をされるとこちらとしては堪らない気持ちになる。
溜まるペースはかなりゆっくりで、一ヶ月ほど毎日チェックしているがまだ捨てられる気配はない。
今後も不審者扱いされない程度にチラチラ見ながらゴミ出しの日を待ちたいと思う