ゲッツ体験告白

俺はオートロックマンションの６Fに住んでいる。６Fといえば最上階なのだが、前前から夜とか朝方に階段のほうで子供（といっても１０代後半）の声が聞こえるので、
不信に思っていた。まさか、このマンションの住人ではないだろうし、おそらく駐車場あたりの壁を乗り越えて侵入して、誰もこないからといって階段の踊り場をたまり場に
しているのだろうと予想していた。事実、階段には空き缶や、それにつっこまれたタバコの吸い殻とか、タンつばが階段の壁とかについていた。


それに気が付き始めてから、俺は仕事が終わってエレベータで６Fについたら、マメに階段をのぞいて、あいつらが溜まってないかを確認していた。しかし、俺が見るときに限って
溜まっていた形跡はない。もうあいつらたまり場を変えたのかな？他の住人に注意でもされたのかな。と思っていた矢先だ。


その日は明け方の５時頃だった。俺は夜勤が終わりまだ空いてた店で酒を飲んで、いい感じに酔っぱらってタクシーで帰った時だった。いつものように階段の様子を見ると、
そこには見慣れない後姿があった。階段の一番上に座り、うつぶせて寝ている少女の姿である。髪の毛の色は茶色。後ろ髪ををｼｭｼｭでくくっているだけのシンプルな髪形だった。
どうやら寝ているようだった。

ただ、背後から見たらスカートをはいていたので、ちょっと不本意にもエロ根性をだしてしまい、（これって５Fの階段から上がっていったら見れるかも）と思って、俺は５Fに
乗ってきたエレベータに乗ってまたおりた。そして階段の扉を開け、ゆっくりと登っていくと、その折り返し地点、つまり踊り場から身を出すと、階段に座ってうつぶせに顔をふせ
ねている女の姿があったのだ。

６Fから見たときは気にならなかったが、酒を飲んでいたのかカクテルの缶が１個階段に置いてあった。そしてもちろん生足でスカートの中にはピンクのパンツが見えた。
不本意ながらかなりドキドキしてしまい、その場でじーっとしばらく眺めたが、別に俺は悪いことをしているわけじゃない。そもそも、人の建物に勝手に侵入して眠っている
こいつらが悪いんだ。という気持ちになって、俺の足音で目覚めたらそれはそれでいい。起きた瞬間「なにしてるの？」と声をかけるだけでいいはずだと思った。

そして接近するが、一向に目を覚ますそぶりはない。俺の位置からパンツまで手を伸ばせば届く位置になった。それだけ接近したら、やっと相手は目を覚まして顔を上げた。

別にヤンキーな感じというか、どっちかというといまどきの子。普通にかわいい子だった。そして寝起きなのかメイクが崩れている感じだった。俺は予定通り、「なにしてるの？ここの人？」と尋問すると
その子は「すみません＞＜　すぐ出ます！」といって帰ろうとしたが、「出るっていったってここオートロックだよ。そもそも、なんでここになんでいるの」とさらに追及したが、
すみません　と答えになってない。

ともかく、別にこっちもそれ以上追及するつもりはないので、ほっておいたら階段をスタスタ降りて行ったので、特に他意があったわけではないが、俺も下に降りて女の子がマンションから
出ていくのを確認しようとエレベータで１階に降りたら、一向におりてくる気配がない。

階段の途中で何をしてるんだ？と思って１階から上がっていくと、２Fの地点の排水溝におしっこした跡と、その近くにおしっこでちょっと濡れたパンツが捨ててあった。

そして２Fからは隣のオートロックでないマンションに隣接しているので、階段の塀を超えたら、隣の建物に移動できる事が今更ながらわかった。

どうやら女の子は、階段を下りてる途中に尿意を感じ、我慢して２Fまできたはいいけど、ちょともらしてしまて、排水溝でやってしまい、そのまま濡れたパンツを捨ててノーパンのままとなりの
隣の建造物に移動し、帰っていた。ということか。あの子は家出でもしてたのか？濡れている部分よりはるか前についてたであろう黄色いシミががっつりついていた。

なんかわからんが、とりあえずラッキーだった。それ以来、俺のマンションにたむろしている形跡はない。いちおう確保しておいたオシッコシミのついたパンツを見るたびに、あれは
いったいなんだたんだろう。。と思い返す。以上つまらない話だった。