この話は私が中学の時代に、ゲットしたけどすぐ失った、もっとも価値の高い(であろう)もののお話です。
私の実家は広島県のとある都市にあります。その周辺には自衛隊の方や、その家族が沢山住んでおられ、自衛官が周囲にいる環境というのは珍しいものでもなく、私の親戚にも自衛官の方がおられました。
私は週末、友人Jの家に泊まりに行くと、そこには見慣れない20代前半くらいの女性の方がいました。季節は夏であり、女性は白のタイトスカートに白のジャケット、どうやらこの女性は街に出ればよく見かける海上自衛官のようでした。その女性はJの親戚である。という事を知り、偶然、私とその女性自衛官は日を同じくしてJの家に宿泊する事になったのです。
しかし、この女性自衛官、白の制服の効果もあるのかもしれないですが、もちろん本人も凛として美しいのです。黒髪のきれいなポニーテールが印象的でした。中学生の私は(あ~キレイでカッコイイなぁ・・・)なんて思ってました。そしてその日はJと一晩中ゲームをし、気が付いたらもう深夜の2時 その日はもう寝てしまいました。
翌日、11時くらいに目が覚めるとJは私の隣でまだ寝ていました。目覚めた事でトイレに行きたくなった私は、Jの部屋から出て2Fに降りると、Jの家の家族は全員留守のようでした。そして2Fのトイレで用を足し、3Fに戻るとJの部屋に入る途中に和室があるのが気が付いたのです。
(あれ、この和室はあの女性の方が寝ていた場所だよな・・)と思い、ふと好奇心にとらわれた私はスーとフスマをあけてみたのです。すると大きなカバンとキレイに畳まれた布団があるだけで誰もいない。(そうか、昨日の人は、何か用事があってJの家族とどこかいったのかな)と思いました。
そこでふと押入れの扉の上には、シワにならないように昨日着てた自衛隊の白い夏用の制服のジャケットとタイトスカートがハンガーにつるされていたのです。そして思春期で盛りのついていた私は(荷物がある・・・。ってことは、、パンツとかもはいってるのかな・・)と卑猥な思考が脳裏をよぎったのです。
私は念のためJがまだ寝ている事を確認すると、すぐに和室に戻り大きなカバンのチャックを開けました。中はキレイに整頓されており私服、インナー、化粧品、お菓子類、音楽プレイヤー、なにかの書類の為のクリアファイルが入っていました。そしてカバンの一番端に、B5サイズくらいのかわいらしいデザインの膨らんだポーチがあったのです。
一瞬で(コレだな・・)と思いました。おごそかにポーチを空けてみると、中からまず見えたのはブラ線でした。(よし、あたり!)そしてブラの下に、限りなく白に近い黄色のパンティと、真っ白に小さな花柄が刺繍されたパンティの2枚を発掘したのです。
とりあえずパンツ二枚をポケットに入れ、ポーチを元の場所に戻し、カバンを収納し、僕はJの家を出たのです。そしてJの家の前の公園の公衆便所の中にはいり、ポケットからパンツを取り出し、それらを眺めたり香りをかいだりしたのでした。両方のものの裏には黄色くオシッコのシミがついていました。(あんなキレイな女性のこんなレアなものをGETできるなんて、俺はついてる!)と思い、そのままG行為に走ったのは当然の成り行きです。そして2度連続で発射しました。
すると、ある思考が脳裏をよぎったのです。(あんなキレイな人のパンツをこのままGETしたい。疑われるのはJだろうし、仮に俺が疑われても今後、会う事ないだろう・・) (いや、ちょっとまて。自衛官っていったら警察官と同じレベルなんだぞ。こんな事してバレたときどうする。やばいんじゃないか・・)と自問自答を繰り返したのです。
そして、結局私は後者をとりました。またJの家に戻り、先ほどの手順を逆にたどって泣く泣くパンツを元の位置に収納し、Jの隣で惜みながらまた眠りについたのでした・・・。
こんなラッキーな事は今まで1回しかありませんが、逃した魚は大きいということわざを身をもって知った厨房時代でした。