約3ヶ月前。不意にある店で「2階ってどうなってんだろ?」って思ったことが始まり。トイレがあるってのは1Fの壁に書いてあるから知っていたが、そのときはただ「2Fに行ってみよう」という気持ちだけだった。2Fはただトイレのドアや店の倉庫らしきドアだけ。とりあえず男子トイレに入った。その後、なぜか女子トイレが気になった。「この距離なら急いで入れる」と。全速力で駆け込んだ。初めての女子トイレ。心臓バクバクだった。そのときは「初めてだよ。小便する場所が無いだけか。」と思ったが、個室の奥の箱に目がいった。「男子トイレには無い箱だな。見てみよう。」と。開けてみると何かトイレットペーパーにくるまったものと、花柄のセロハンテープみたいなもの。開いてみた。「青いオムツか?これは?いや、血がついている…まさか…」ようやく気づいた。男子トイレに引き返して、個人にこもった。まだ暖かい。「そういえば店員さんがさっき階段を上がっていったな…じゃあ…」そう思って恐る恐る匂いを嗅いだ。「酸っぱい。臭い。」しかし、なぜか嗅がずには入られなかった。それを持ち帰って毎日嗅いだ。さすがに1ヶ月経つと捨てたが、後悔した。もう、何かに目覚めていた。