私は歓楽街に陣を張る手相易者でございます。
そのような環境柄、お客様の殆どが綺麗なホステス嬢又はキャバ嬢でございます。
彼女らの千差万別の高価な香水の匂いは男を虜にします。
ですが、私の真の狙いは彼女らの秘めたる恥ずかしい匂いすなわち酢臭なのです。
特に地黒で唇が厚く、小生意気そうな女性が私の酢ナペットでございます。
そこで私の商売道具である「照明付ルーペ」の登場です。ずっしり重いです。
120mm、1.8倍、超大型レンズ、木製ハンドル、金具本金仕上げの贅沢品。
まず彼女らの顔にレンズ照準をあわせます。彼女ら側から見ると私のイヤラシイ
目玉がレンズ一杯にこぼれていることでしょう?それで良いのです。
次に手相を拝見する前に必ず腕時計を外して頂いております。なぜなら時計跡の
匂いを嗅がせてもらうためです。私が鼻をクンクンし「お酢の酸っぱい匂いですね」と言うと恥ずかしがって腕を振り解こうとするお客様もいらっしゃいますが、私の怪力には適うはずもありません。中には面白がって「次はどこの匂いが嗅ぎ
たいの?」とおっしゃるお客様もいらっしゃいます。比較的若い子が多いです。
そんな破廉恥なお客様には「そうですね、然らば乳輪とアソコの匂いを」と対応
させて頂いております。こうなればじっくりルーペで観察させて頂き、臭い匂い
を堪能させて頂くだけです。このようなサービス精神旺盛なお客様の特徴は
乳輪がものすごく大きくてコゲ茶色でありまする。
匂いはブラを外した瞬間から得体の知れない木工用白ボンドの酢い匂いがします。
さてルーペで拝見すると無数に小穴の開いた岩石のようです。モミモミしてみると小穴から臭い酢い汗汁のようなものが溢れてきます。
お客様は「イヤッ」と恥ずかしいのか胸を両手で覆いますが所詮無駄な抵抗です。
しかし乳輪は2つもありますから水中メガネ式の双眼鏡の方が実務的であります。なぜなら両手が使えるからです。片手と両手では大違いです。
照明付ならなおさら良いです。
アソコについてはなかなか観察させて頂けませんが、匂いは「クサヤの酢漬け」か
「するめの酢漬け」の臭い匂いがしますのです。
それでは、そろそろ仕事ですので失礼致します。