もうずいぶん昔になるが、若いころある飲み会をきっかけに
確か21歳のショップ店員と付き合っていた。
間もなく半同棲するようになった頃の話。
彼女はレディ-ス関係の人気のショップ店員だった。
かなり給料は安く愚痴っていた記憶がある。
この夏の時期だったと思うが、毎日暑いの膝丈位の
ブ-ツを履いて店に出勤していた。
そう、レディ-スは夏に秋物を先取り秋のファッションを
身に着け接客対応させられていた。
服は当日店から指示されて履くが、ブーツだけは
家から履いていっていた。
夜、立通しでくたくたになってアパ-トに帰ってくる。
玄関に迎えに行くと、キス。
そして決まって柑橘系の香水とちょっと
汗の匂いともうひとつ強烈な匂いが玄関に漂う。
私はいつも気づかないふりをしていた。
彼女はスタイルもそこそこ良かったと思う。
いつもそそくさとトイレに入り、そのあと速攻でシャワ-を浴びる。
決まって洗濯機に下着類と靴下を投げ込む。
彼女はオリモノシ-トをつけていたから決まってトイレで
一日のものを剥がす。
私は匂いフェチだが紳士ぶって、興味がないふりをしていた。
シャワ-を浴びた瞬間に、私はトイレに入り
捨てたばかりの彼女のオリモノシ-トを汚物入れから
救いあげる。
ご丁寧にトイレットペ-パ-でくるんであるので
おみくじをあける正月の気分のようにそれを開放する。
まだ生暖かく、糸を引くオリモノが拝見できる。
日によってドロドロのチ-ズ臭の時と無臭だが
水っぽい時がある。無臭な時もある。
それを嗅いでまたもとに戻す。
もっと強烈なのは先ほど彼女が投げ込んだブ-ツの下に
履く黒いニーソックスである。
あれはこの世のものとは思えぬ匂いを洗濯機から
放っている。
まず靴下自体が汗でガビガビになっている。
つま先は親父の靴下より数百倍臭いかも知れない。
一日立ち仕事をしているショップ店員のブ-ツの下の
靴下は本気で臭い。
勃起するのを通り過ぎている。
でもそれを嗅ぐとはちきれんばかりの硬さになり
彼女のシャワ-後によくエッチになっていた。
彼女は私のことが待ち遠しくって・・・
と思っていたと思うが、いえいえ。。
違います。
彼女だけ臭いのではなく、立ち仕事の女子・
ブ-ツ女子は漏れなく臭い。
居酒屋で靴を脱いだりはNGのようだ。
最近はブ-ツブ-ムではないが、懐かしい。
また嗅ぎたいなあ。