小学校高学年の時に好きな女の子がおりました。
仮にJ子とします。
J子はとにかく活発な女の子で、男子に混じって普通に野球をしたりするような女の子でした。
「惚れた」とはっきりと断言出来るような気持ちではありませんでしたが、すれ違うと胸がきゅっとなる感じではありました。
ある時クラスの下世話な男子が、「あいつ生理の時、風呂に入れなくて髪の毛がベタベタしてるから、アンネちゃん(死語)なのすぐに分かるんだよな」と、誰に聞いたのか、したり顔で話してるのを聞きました。
当時はまだ朝シャン(これも死語)すら定着して居なかった時代ですが、子供というのは天使でも何でもなく、残酷な事を言うもんです。
しかし僕はこれを耳にして、J子に対して強烈に女を意識するようになりました。早熟ですね。
そしてこれは未だに原因を思い出せないんですが、ある日、何故かJ子と喧嘩になりました。
それも口喧嘩のレベルではなく、取っ組み合いの喧嘩です。
当時僕は身体が小さく、全然活動的じゃない子供でしたので、運動も得意で成長期を早い時期に走り出したJ子に敵う訳もありませんでした。
投げ飛ばされて泣くという、男子としては凡そ屈辱的な気持ちになりました。
それまでJ子に、春先のジャケットのような淡い恋心を抱いておりましたが、そんな淡い気持ちは卵ボーロのようにさらりと消えたのでございます。
そしてこれは後から聞いた話ですが、僕がJ子を気になる存在視していたのに、この喧嘩で嫌いになったと聞いて(訳知りの他の女子から)逆にJ子が僕の事を気になりだしたそうです。
まあ、良くある話です。
そして何年か経過し、僕等は中学生になりました。
僕はと言うと身体は小さいままでしたが(中3で急成長しました)、自分の欲で溺れてしまいそうな程性欲の発達した、薄汚い存在の中学生になっておりました。
中学生になって変わった事がありました。
僕が量産型の中学生になったのに対し、J子はヤンキー女になっていきました。
家庭環境が多少・・・・という事は、なんとなく承知しておりました。
お父さんが交通事故で死んだ鹿を、スタンダードな顔して解体してるのを目撃しましたし・・・
J子は学年が上のヤンキーと付き合いだし、その時期頃からスカートの丈が長くなり、髪の毛のサイドレイヤーの巻きも強くなっていったのです。
小学生の時、素手の喧嘩で負けたこともありますし、そんな自分とヤンキー女と化したJ子が釣り合わないのは肌で知っておりました。
しかもJ子と付き合っていた学年が上のヤンキーは、J子とセックスしたと誰彼吹聴しておりましたので、益々遠い存在に感じてJ子との接点はほぼなくなりました。
J子に限らずですが、中学に入ると女子は急速に大人びる気がします。
体の成長速度が女の人の方が速いせいか、体格だけでなく気持ちまで早く大人になるのでしょうか。
僕はと言うと当時は身長も130cm台しかなく、そのせいか僕は女子からいじられキャラと言いますか、「可愛い可愛い」と言われ多少チヤホヤして貰える様になりました。
ふざけて女子から押し競まんじゅうの輪に入れられてお尻をグリグリ・・・・今思うとペットと同じ立ち位置で、しかも自分で受け入れてますね、これ。
・・・と言う前提がありまして
確か中2の時だと記憶しておりますが、放課後に同級生の男友達と、学校全体を使って鬼ごっこ的な事をしておりました。
(こんな子供の遊びに夢中になっているくらいですから、中学生の男女の意識差は驚くべきですね)
鬼から逃げて教室に入ると、J子が自分の机でイスに座り、独りで漫画本を読んでおりました。
もしかしたら剣道部のヤンキー彼氏を待っていたのかも知れません。
「どうしたの?」と問うJ子に対して、鬼ごっこで逃げている旨を伝えると、J子は自分のスカートをヒラヒラさせて
「ここに隠れる?」と、ニヤニヤ笑いながら言いました。
このJ子の言葉にムッとした気持ちもいくらか湧きましたが、それを遥かに上回るドキドキで、僕は思わず「うん」と答えておりました。
分かりにくいかもしれませんが、J子がイスに座り、その下の空いた空間に僕は丸まって身を潜め、J子の長めのスカートで僕を覆うという作戦です。
角度を変えるとバレバレだったと思いますが、イスの角度を斜めにして僕が小柄だった事もあり、結構上手に隠れかれたと思います。
・・・・思いますが、正直、鬼ごっこなんてどうでも良くなるくらい興奮しておりました。
イスを隔ててるとは言え、女子の下半身と密閉空間で近くにいるなんて・・・・
そして半ば忘れていた幼少時の記憶が鮮やかによみがえり、J子の下半身の匂いを嗅ぎたいと切望しました。
推測ですがJ子も興奮していたのではないでしょうか。
さりげなく手の甲で生足に触れると、じっとり汗ばんでましたから。
お互い言葉が少なくなり、「○○(鬼の名前)来ないね」、「うん・・・・」みたいな意味の無いやり取りが続きました。
僕は恥ずかしさと、この時間を共有したことを誰にも知られたくない気持ちで、「内緒にしてね」とJ子に頼み、当然でしょうがJ子も同意してくれました。
そして興奮で狂った僕はあろう事か、ついに「恥ずかしいんだけど、あそこ見せてくれない?」と一歩どころか三十歩くらい踏み出してしまったのです。
J子は黙ってしまいました。
僕は羞恥とこれを言った事が人に知られる恐怖で死にそうになりました。
そんな僕に「○○君(ヤンキー彼)に悪いから・・・・」と言ってくれたのです。
それで少し許された気になった僕はまた調子に乗り、代わりに今履いている下着をくれたないか頼みました。最低ですね。
「嫌だよ・・・」
「お願い」
「恥ずかしい」
「お願い」
という果てしなく恥ずかしいやり取りを経て、僕はJ子の履いていた下着を貰うことが出来ました。
さすがにJ子の前で広げる事はできませんでしたが、それをもらった僕は一目散に家に帰りました。
血相が変わって帰宅した僕に、家族は不信感を感じたでしょうが、僕は部屋に入り鍵をかけてじっくりとJ子の下着を眺めました。
書きにくいんですが、お世辞にも綺麗な下着とは言えませんでした。
パイ生地の照りを出すためにに塗った卵黄のような、分泌物でカピカピになった…
匂いもオシッコと獣臭さをミックスしたような…凄かったです。
でも僕にはこの上なく興奮する匂いでした。
以降、この下着を何度オカズに、取れるじゃないかというくらいオナニーしました。
(遠い目で)