十数年前、中学生の頃の話。
その日は身体測定が控えていて、各クラスにいつ順番が回ってきてもいいように、全員体操着に裸足になっていた(うちの中学の上履きはスリッパだったので、素足履きは気にならない)。
移動教室のため、全員別室に移動。僕はわざと忘れ物をして、教室に戻った。当然、目当ては女子のソックス。時間がなかったので、ターゲットを二人に絞る。
まずは、僕の前の席の童顔女子・棚橋さんの白ソックス。汚れは殆ど無い。こりゃ匂いは期待できないかな?鼻に押し当てて嗅いでみるが…案の定無臭。さっさと棚橋さんのソックスに見切りをつけ、もう一人の席へ移動。
クラスきっての美形女子・三輪さんの白ソックス(ソックスは校則で白に統一されていた)。こちらは爪先にやや黒ずみがうかがえる。こちらも鼻に押し当て嗅いでみると…。
匂いがする!
ツーンと酸っぱい匂いをハッキリと嗅ぎ取ることができた!
あの凛とした顔立ちの、今でいう武〇咲似の三輪さん…。テニス部の朝練でかいた汗を吸って、汚れて匂いを放つソックス…。美少女の足臭に大いに興奮した。
もっと長く嗅いでいたかったが、怪しまれる訳にはいかず…。泣く泣く皆に合流した。