町中にある公園は買い物帰りのおばさん達が、ベンチに座って飲み物を飲んだり、タバコを吸ったりよくしています。中には、何をしてるのかよく解らない様な方もいます。もしかしたら声がかかるのを待っているんじゃないかと、勘ぐりたくなる様な仕草の方もいます。
ある日、僕にとっては衝撃的な事が起きました。夜の7時過ぎのことでした。公園のすみにあるトイレで用をたっしていました。そのトイレは簡易的な物で2つだけしか個室がなく、一つは大一つは小で、僕が小の方をしてると、よほど急いでいるのかあわだたしくカツカツとヒールの音を立てながら誰かが入って、乱暴に鍵を掛けるなり、ブスゥー、ブリブリブリ、ブリブリブリ、っと物凄い排便の音がしました。落ち着くとカチャカチャとライターでタバコに火を付け、ハアァ~~っと深い吐息。カラカラカラとトイレットペーパーをとる音。そして布ずれの音がして、カチャカチャと水を流そうとしてるみたいなんですが、なんと、壊れてる様で水が流れません。ウソー、壊れてる。嫌だわ!
そう言うと手も洗わずにそのまま出ていきました。
僕はすかさずどんな女性かドアを少し開けて見ました。顔はよくわかりませんでしたが、物凄い大きなお尻と太い脚の年増のおば様でした。