しかし私に対していい印象を持ち、それに彼女の匂いが好きというのは彼女と付き合ううえで重要な所と思って私に協力してくれたそうです。
「でもね…あなた達が上手くいって最初は私も良かったって思ってたんだけどね、あの子ったらあなたにかなり夢中みたいでね、何か私、少し寂しいなぁって」
「は、はぁ」
「前は時々、あの子に誘われて泊まりに行った事もあるのよ、あの子酔っ払って覚えてないけどお互い裸になって色々な事しちゃった事も…」
「えっ?」
「うふふ、あなただけじゃないのよ、あの子の体の隅々まで知ってるの」
そう言って妖しい目つきで私を見つめてきました。
私が何も言えずにいると
「ふふっ、別にあなた達の仲を邪魔しようなんて思わないから安心して、でも…私の気持ちわかったでしょ、もしあの子に酷い事したら、本気で許さないからねっ」
「はっ、はい、わかってます」
私は緊張して答えると彼女はニコッと微笑んで
「じゃ、今の話はあの子には内緒だからね、あなたは今日は私にお礼に来ただけって事で」
そう言って私達は休憩所を出ました。
そして私は急いで彼女を迎えに行きその日は彼女の部屋に泊まりました。
何か色々考えてしまった一日でした。