においマニア

もう１０年以上昔のことだ。岐阜から上京した僕は、貧乏学生で塾の教師の
アルバイトに勤しんでいた。親からの評判も良くて、個人的な家庭教師も依
頼されたが、塾の契約もあってそれは叶わなかった。その当時は本当に心か
ら「教える事」に生きがいを感じていて、教師になりたいという夢も手伝っ
て、自分の部屋に子供を招いて勉強を教えていた。邪(よこしま)な気持ちな
ど、まったく無かった。子供に囲まれて、純粋に教えることが楽しかったの
だ・・・・その日までは・・・
ある日、一人の少女が勉強を教えて欲しいと訪ねてきた。いつも何人かでや
って来る、６年生の女の子だったが、その日は一人で来たようだった。今思
うと、何人かの中では一番大人びた不思議な感じのする子だった。背は高く
無いのだが、足が長く、目が大きく、胸も小学生にしては大きいほうだっ
た。夏の薄着の時には、凝視をはばかるほど、大人なのか少女なのか分から
ないような不思議な子だった。冬の部屋でコタツに入って勉強していた。
それからどうしてそのような状況になったのか、覚えていないのだが・・・
彼女がちょこんと僕のヒザの中に入って来て、後ろから抱え込むような形に
なった。僕は少し動揺していた。「おちゃめな」彼女にしてみれば、きっと
冗談で甘えるつもりだったのだと思う。でも・・・僕の思考回路は・・・彼
女の首筋の、大人の女とも少女とも言えない甘い香りでショートしてしまっ
た。左手を、まだワイヤーも入っていない彼女のブラジャーの中にすべり込
ませた。彼女は一瞬、驚いてびくっと体をこわばらせたが、指で小さな乳首
を優しくはさむとゆっくりと力が抜けていった。次第に呼吸が荒くなり、の
どの奥からかすかに泣くような声をあげ始めた。僕は大人の女の経験はあっ
たが、感じたことも無いような、目が回るような興奮を覚え、下着の中に乱
暴に右手をもぐり込ませた。柔らかい陰毛の中に、少し湿った割れ目があっ
た。指をその湿り気で潤すようになぞった。足を広げさせて、大きくなりき
っていないクリトリスをそうっと擦ると、背筋を反り返るようにして小さく
声をあげた。ほとんど「大人の女」と変わらない反応だった。それから、多
分１時間以上・・彼女の性器をいたずらし続けた。痛がるので指を挿入でき
ないストレスは、肛門で満たした。向い合わすように座り直させて、僕の太
モモをまたがせた状態で、彼女の肛門に指を出し入れさせた。たまに指につ
いた便の匂いを嗅いだ。ぬめった膣液と混じった指の匂いは、不思議に臭く
感じなかった。彼女は、耐えているようでもなく、快感を感じているようで
もなく、ただじっとしていた・・・・・彼女が帰った後、大変なことをして
しまったという感情と後悔が襲ってきた。でも指に残った彼女の少し酸っぱ
いような、おしっこのような性器の匂いがそういう感情を消し去ってしまっ
た。それからの僕は・・・・・・・もう犯罪者そのものだった。
最初の少女との密かな関係はずっと続いた。さすがにセックスはできなかっ
た。いつも彼女のおしっこ臭い性器は、僕の指の愛撫を受け続けた。それだ
けに留まらず、同じように他に４人の少女の性器も毒牙にかけた。最終的に
僕の悪戯は、中学１年生の少女を眠らせるところまで来ていた。自分で処方
してもらった睡眠誘導剤を紅茶に混ぜて眠らせて、性器を舐めたり匂いを嗅
いだりした。男の経験が無い性器は、酸っぱいような甘いような匂いでみん
な似ていた。大きく足を広げて、美しいくらいにピンク色の膣を眺め、素朴
な綿のパンティーのシミの匂いを嗅ぎながらオナニーをした。頭がしびれる
ような快感と興奮だった。そんなことが１年くらい続き、家業の民宿が倒産
し、僕の大学生活も東京の生活も終わった。僕はいきなり姿を消すことにな
ったのだが、あの少女達は今どうしているのだろう。今でもたまに、あの時
の指の匂い・・・・鼻を突くような、それでもずっと嗅いでいたいような少
女の性器の匂い思い出して自慰行為にふけることがある。