新入社員の忘年会が某温泉で泊まりでありました。宴会のあと、酔った勢いで
射的をやりました。5.6人で楽しんだあと、そこのねえさんが感じよかった
ので、客寄せみたいなことを一人でやって結構お客が入って喜ばれました。
「あんた、ありがと、お店閉まるころおいで」と色っぽく言われました。これ
は、もしかしたらと思って、真夜中に旅館を抜け出して、射的場に向かいまし
た。ちょうどシャッターを下ろすところでした。一緒にシャッターおろして、
お店のなかで、「あんた気に入ったからおいで」と言われて、店の奥に連れて
行かれました。「ふふ。もうこんなに固くなってる、かわいいわね」2畳ほど
の畳の上に横になった私の上にのしかかってきました。ぬるっとはまりまし
た。「時間がないから、そのまま中だしいいわよ」もう夢中で突き上げてねえ
さんに中だししました。「ああ、気持いい」。終わってあそこを拭いてもらい
ました。「ね、お金持ってる?」「えっ」「普通なら5万なんだけど、気に入
ったから1万でいいよ」「え、持ってないけど」って言っていると、シャッタ
ーをどんどんやる音がしました。「いけない、裏から出て」あわてて、裏口か
ら出て、お店の前にまわりました。黒い服の男が2人シャッターの中に入って
いきました。そっとシャッターの前で耳を済ますと、「このアマ、こんな少な
い稼ぎでいいと思ってるのか」バシッ、バシッとねえさんを叩く音がしまし
た。あとは、やばいと思ってその場を離れて旅館に戻りました。もしかした
ら、朝になって、あの黒い服の男たちが旅館におしかけるかと思ってびくびく
していました。でも、なにもありませんでした。
1年後に同じ温泉で忘年会旅行がありました。射的場にそっと行くと今度はや
りて婆さんが店番をしていました。あのねえさんはどこへ行ったのかわかりま
せんでした。もう20年前の思い出です。