俺は40過ぎのまだ独身を謳歌中。
時々行く、スナックではママから「好きな人 出来た」と
聞かれ「いやぁー まだまだでーす」と返す。
そう言うママも独身のくせに。
ある日、その晩も行くといつものように「出来たぁ」と
言われ「まだぁーー」と返す。
その晩は、見慣れない二人の熟女が来ていて「ママ なあに」
と聞き「この人 まだ恋人ができないの」「お二人 恋人に
なってあげて」と言う。
熟女のうちの一人が「私で良ければ なっもいいわ」と言われる。
一時、店内はシーンとなる。
「冗談 冗談 お兄さんすいません」と謝られる。
「いえそんな事 成ってくれたら 嬉しいなぁ」と返す。
「面白い お兄さん」と言って、席を空けてくれて、二人の
熟女に挟まれる格好になった。
注いで注がれて、帰りに連絡番号のやり取りをして帰ってきた。
しかし、飲みながら声を掛けてきた熟女さんの手が、俺の
太腿に絡んでいたのが、気になった。
次の次の日、見知らぬ番号から携帯に着信があった。
恐る恐る出ると「私 私」と声からスナックで会った熟女さん
だった。
「今晩 会えない」「ああ いいよ」ということで、場所は
隣の駅前で会う事になった。
行ってみるともう来ていて、しかももう一人の熟女さんも一緒だ。
居酒屋の個室に誘われ、飲んでいくうちに「お兄さん 冒険して
みない」「ええ」「三人で あそこへ行かない」「あそこって」
あそこってあそこよ ホテルよ」
俺はびっくり、2回目でラブホかよ。
しかも、三人で。しかし、興味もあるので行くことにした。
「この人(と言って もう一人のおとなしい人を指す) 男経験が
少ないんで 教えてやって」
歩きながらの話で、その人は手で振り「そんな事 ありません」
と否定する。
そうこうするうちに、ラブホに到着。熟女さんが受付で何か
話し合っていて、後ろにもう一組来てしまった。
「何を 話していたんですか」と聞くと「三人だから 二部屋分
払ってくれと言うもんだから 一部屋で三人分払う」と
いう事にしたということだった。
部屋に入り、熟女さんは慣れているのか、お茶を沸かし浴室へ行き
風呂の用意をするというてきぱきさ。
その時部屋のドアがノックされ「お兄さん 出てくれる」と
言われドアを開けると、ラブホの人が部屋着やらの一人分を
持ってきたところだった。
そうか、二人仕様だからか。