とある企業の営業職をしております。
営業成績は中の中、可もなく不可もなく、しがないサラリーマンです。
1年ほど前、私の職場に保奈美さん(仮名)という中年女性が入社してきました。
第一印象は小柄な普通のおばさん。
彼女は経理、私は営業。
部署が違うため、挨拶と業務上の会話程度の関係でした。
最近、彼女と急接近する出来事がありました。
県外イベントで2泊3日の出張展示会でのことです。
複数の営業スタッフと受付の女性、また現地での販売もあるため、経理部から保奈美さんも参加することとなりました。
1日目はイベントのための準備です。
ブースや什器の設営等でスタッフ全員がテキパキと動きます。
初参加の保奈美さんは勝手が分かっていないため、私が付いて指示をしました。
一緒に荷物を運び出す時に、たまたま彼女の胸に私の肘が当たるラッキースケベが起き、その柔らかさと意外と大きいんだなと、その時初めて女性として意識してしまいました。
彼女は特に気にする様子もなく、私も平静を装います。
その後 設営のための資材が足りない事態となり、私と保奈美さんで近くのホームセンターへ買い出しに行くことになりました。
車道側を歩く彼女のスタッフジャンパーの肩口を引っ張り、歩道側へ位置を入れ替えます。
少し驚いた様子の保奈美さんでしたが、それで彼女も気を良くしてくれたのか、自分からいろいろと話をしてくれました。
・30歳の時に離婚して17年間独身であること。
(失礼ながら 男性経験は少なそう、ずっと独身だと思っていました。)
・子供はいない。
・再婚の話や紹介もあったが、今のひとりでの生活に他人が入ってくることは考えられない。
・前職では事務職から営業職に回され、1年やってみたもののどうしても馴染めずに離職した。
「営業さんは大変ですよね。」
「僕なんかは全然大した事ないですよ。営業成績も並ですし、トップのIさんに比べたら未だ未だです。」
「でも皆さん言ってますよ。Dさんが一番気遣いしてくれるって。」
私はといえば、先程のラッキースケベが頭から離れず、彼女のことをチラチラと観察します。
薄めのナチュラルメイクだけど、よく見るとまぁまぁ可愛らしい顔してるな。
今まで意識したことがなかったけど、意外と胸 デカいよなぁ。
厚めのスタッフジャンパーを盛り上げているバストはE〜Fぐらいか?
1日目が終わり、参加スタッフ全員で食事を取ります。
私は保奈美さんの隣に座り、改めていろいろな話をしました。
彼女はアルコールが入ると普段より饒舌になりました。
それまで知らなかった彼女のことをもっと知りたいと思うようになっていました。
食事会が終わり、男性スタッフの多くはキャバクラへ。
女性スタッフと一部の男性スタッフはビジネスホテルへ戻ります。
私もこの日は夜の街へと繰り出しました。