初めて連れてきた娘の彼氏が、ママの事褒めてたと言われただけで気に入っちゃった。
女も四十になると、そんな事言われないもの…
しかも、彼の私への接し方からして、嘘とも思えないものがあった。
昔、男の子が欲しかった時もあったし、いっぱいよくしてあげよう。
そう思って、娘にもまた連れてきなさいと言った。
娘も親のお眼鏡にかなって安心したようだった。
主人はサラリーマン人生の大半が出張のような人だったから、彼も遠慮なく来られたみたいで、私は会う度に彼が気に入っていった。
こんな場で取り繕っても仕方ないので正直に言うと、半分くらいは男として品定めしてはいた。
だって娘を抱いてるんだから当然です。
私も主人が小柄な痩せた人だったから、まだ十代の若い肉体にときめかなかったと言ったら嘘になる。
肩幅とか意外とすごいの…
娘には口が裂けても言えないが、想像で抱かれた時もある。
私は年甲斐もなく、この頃は性をもて余していた。
かといって浮気できるタイプでもなく、せいぜいが手淫ら。
それでもなかなか満足に解消できず、いつしかテレフォンセックスをするようになっていた。
たぶん、家族は私がそういう事をしてるとは全く想像すらしたことないだろう。
バイブとかも買う勇気がない小心者の私でも、顔も知らない相手ならそこそこ大胆にも振る舞えるようになった。
夜中など、待ち時間などなしで話し相手は見つかる。ちょっと感じが悪い人ならチェンジすればいい。
私は、電話の一夜限りの間接情事にけっこうはまって、昼間も雨戸も開けずに暗い部屋で疑似セックスを楽しむようになった。
そんなある日…
娘の彼氏とツーショットで繋がり、何度も我が耳を疑った。
私は少し押し殺した声をいつも出すようにしてたから、彼は全く気づいてないようだったが、私は気づいた。すぐに。
このサービスは、相手が女性の年齢を指定できるシステムで、彼は年上の女性と話したくてかけている。
実際確認すると、そうだとあっさり認めた。
私は身を乗り出し、切られないように饒舌に喋った。
大好きな彼女がいること。
でも、性的な魅力を年上の女性に感じること。
などなど。
私は彼の娘も知らない一面に興奮した。
そして、とどめが次の一言だった。
「彼女のおかあさんが滅茶苦茶好き!」
天にも昇るような気持ちになった。
私は妖艶な年上の女に徹して誘導尋問をして、彼の気持ちを聞き出す。
「じゃあ、いつもそのおかあさんを女として見てるんだ?」
「はい。」
「どんなところがいいのかな?」
「とにかくセクシーです。若いお姉さんとのセクシーさとは違う大人の女の色気みたいな…」
「へえ~(汗)」
「彼女よりおっきなおっぱいなんですけど、子供を産んだとは思えないぐらいきれいなお尻…たまらないです!」
「…じゃあ、いつもどうしてるの?」
「それは…恥ずかしながらオナニーしちゃいます…」
私はその言葉だけで濡れた…
「彼女じゃなく、おかあさんで…?」
「はい、いつも出したアトは心の中で謝ってます。」
「でも、やめられないんだ?」
「そうなんです」
「若いものね…1日に何回もしちゃうの?やっぱり?」
「もちろん、少なくても毎日、1日一回はおかあさんでしてます。もう、会った時は申し訳なくって…」
「そんなことないわよ。そのおかあさんだって女だもの。娘の手前手放しで喜べなくても悪い気は絶対しない!おばさんになっても若い子にそういう対象で見られるなんて…おばさんがそのおかあさんの立場だったら、貴方に何でもしちゃうなあ!」
「あ~おばさまも滅茶苦茶タイプです!」
「ありがと!…」
ダメ!貴方は私だけ見て!
「娘さんは気づいてる気配ないの?」
私は話を戻した。
「それはかなり意識して気をつけてるんで。元々エッチな本とか見るのも禁止されてるぐらいやきもち焼きですから。」
「ウフフ、そうなんだ。」
「それはそれでかわいいんですけどね…でも、他の相手でオナニーも禁止なのに、おかあさんで抜きまくってるなんてバレたら、一生口聞いてくれないです…だけど、やめられないんだなあ…一回、彼女が先に寝た後、隣でシコッた事あるんですけど、やばいくらいに興奮しました。」
「えっ、それって、やっぱりおかあさんで?」
「そうです…かすかに言葉に出してしちゃってましたね。何度もちゃんと寝てるか確認しましたけど…」
「すごお…い…おばさん本当に興奮してきちゃう…うらやましいなあ…」
私は元々下着だけだったので、とっくに手淫らを始めていた。
「ねえ、聞かせて、今日だけはおばさんをおかあさんだと思って…甘えて…」
彼は感極まったようにあえぎはじめた…
なんて愛しいの…
私はそのおかあさんの名前をよんでいいのよと言った。
彼は私の名前を呼んだ。
「さんなんてダメ、セックスは対等なんだから、抱いてる時は呼び捨てにして。」
伊知子!伊知子!伊知子!
私は彼より先にイっていた…