自分はバツ1の56歳。
今はワンルームマンションで気ままに暮らしてます。
コロナがまん延し始めた昨年の4月頃、隣の空き部屋に70歳位(見た目)の女性が引っ越して来ました。
って云うか、引っ越して来てました。
何度か引っ越しの挨拶に来られていた様なのですが、たまたま帰りが遅い日が続きお会いできませんでした。
が、有給消化の為に平日にニ連休取った日の事でした。
朝からインターホンが鳴り、聞き覚えのない女性の声で『おはようございます。隣の○○です。』
ん?隣?って思ったがドアを開けてみると、色白ややポチャな極普通のおばちゃんが、小さな紙袋を抱えニッコリ微笑みながら立ってました。
極普通に引っ越しの挨拶を交わし、当たり前に何もなく終了。
軽く朝食を摂って八畳程の部屋を掃除して、溜まった洗濯物をベランダに干し、趣味のアコギの練習をしていると、またインターホンが鳴った。
『あの、隣の○○です。ちょっと宜しいですか?』
あっ!アコギの音にクレームが来ちゃったか?!た思い私はドアを開けるなり
『すいません!うるさかったですか?』と謝ると
『違うんです… 音に誘われて来てしまいました、ゴメンなさいね…』
予想外の返答に『えっ!?』っと声が出てしまいました。
そこから10分程玄関先で立ち話してましたが『良かったら部屋上がりますか?コーヒーでもどうぞ』って言うとアッサリと『ありがとうね、おじゃましまーす』
この後の展開はまた。