つづきです。
トイレを終え、ハプバーのコミュニケーションルームに戻ると、チエが3人の男たちから淫らな姿にされている光景が待っていました。
私は呆気にとられ、バーカウンターに座り、眺めているしかありませんでした。15分ほど観ていると、チエは感じて恍惚の表情、完全なアヘ顔になっていました。
いくらハプバーとは言え、男からのアプローチに対して、女性がノーの意思表示をしめせば男は無理強いはできません。こうしたことがハプバーではルールです。ああいったところですから、これは絶対的なルールです。これを犯せば、男は出入り禁止などの罰が待っています。
バーカウンターから観ている限り、チエがノーの意思表示をしたということは全くなさそうでした。むしろ、積極的に応じ悦楽をむさぼっているようでした。
私はといえば、なんの術もなく、ただ呆然と眺めているしかありませんでした。ただ、その光景は圧倒的にエロいものでした。
今にして思うのは何故、僕はその時、そばにいって「何してるの?誰にことわって好き勝手してるの?」と静かに、また怒気を含んだ声をかけなかったのかと自問しています。
しばらくしてチエと3人の男たちは立ち上がり、次へのステップへといってしまいました。チエは嬉々として自らの足で歩いていったのです。
すみません。まだつづきます。