当時の俺は、今でいうブラック会社みたいなところで営業の仕事に就いていた。朝の出社時間はゆったりたが、退社はいつも21時過ぎだった、なによりサラリーが歩合制でよかったから。
その女性と知りあったのは、自宅の近くの深夜まで開いてるスーパーだった。独身者だった俺は、その日も遅い夕食代わりの弁当と缶ビールを買い込み、レジを済ませて袋詰めしてた時だった。
別のレジでバッグの中の財布を必死で探しているその女性をみかけた、レジ打ちはすんでいるらしく、大学生ぐらいの店員の男子が、目を宙にあおぐようにシラケた視線をその女性になげかけていた、後ろの客もつかえてきて顔を紅潮させ半分泣きそうな顔をしたその女性が可哀想になり、籠の商品を物色して、2000円をレジ打ちの店員に渡した。見知らぬ人が払ってくれた事と財布が見つからないパニックからか、キョトンしたその女性は 髪の長いキャリアウーマンみたいな眼鏡をかけた年上の綺麗な熟女さんだった!